壱 ページ6
『私には、護りたい人たちがいます』
実「…!!」
『……ですが、それはまだ出会ってもいない方々で…私が、一方的に“護る”と誓ったんですが…』
鬼と人間の共存を望んだ彼女を、
若き者に意思を託した彼を、
自らを犠牲にして闘った彼女を、
立派に闘い抜いた柱の彼を、
貴方の愛する彼を____
『それでも…』
師範は馬鹿にするのだろうか?
笑ってくれるのだろうか?
でも、【傍観者】だった私は……
『私は、護りたいのです…!!』
実「……………」
師範は無言で、敷かれた布団へ向かう。
(……だ、大丈夫!!無視されて…も、あ、あ諦めないよぉお…!!)
実「…とりあえず、明日 お館様 に会いに行くぞォ。」
『えっ……?(驚』
実「俺はまだ、“継子にする”とは言ってねぇからなァ!!!勘違いはすんじゃねェ!!いいなァ!!(怒」
『………ふふっ、はいっ!!(微笑』
実「………チッ」
<タ、タ、タ>
『お隣失礼しますね!!』
実「っ……本当にここで寝る気かァ!?(汗」
『……はい?(キョトン』
実「っっ〜………好きにしやがれ!!//」
<ボフッ!!>
(どうしたんだろ?……ぁ、私もしかして臭い!?よく洗えばよかった…!?)
でも…荒々しく布団に潜る師範は、
ちょっと…どころか可愛かった。
実(若い女が…なんであんなに無防備なんだよォ!?あいつ、男のいる環境で育たなかったのか!?あぶねぇ…)
『すー……すー……』
実「……寝んの速ぇなァ!?(汗」
『…んぅ……さね、み…さん…』
実「ーーーー(驚」
実(……俺、こいつに名前教えたか…?)
銀髪に、燈色がかった毛先…
少し長めな髪を触ってみた。
実「………なんなんだァ、お前」
素っ裸で倒れていたり
「継子」になりたいと迷わず言ったり
俺を前から知ってる…のか?
実「…………気になんなァ」
『んっ……』
<…チラッ>
実「っ〜〜〜!?///(汗」
その日、実弥は寝不足で朝を迎えた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
908人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
星目伊馬来(プロフ) - 新しい推しが出来てしまった、、ありがとうございます!!更新頑張ってください!! (2020年2月24日 13時) (レス) id: 7eba659a37 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 8話の「斬る!!きる!!kill!!」(間違えてるかも)が#コンパスの「双挽乃保」のセリフだったはず……もしかして、#コンパス民ですか?!(勘違いでしたら申し訳ございません…) (2020年2月22日 23時) (レス) id: 25082b3511 (このIDを非表示/違反報告)
環 - しらとぅさん» それなwww (2020年2月21日 18時) (レス) id: 72fc06f197 (このIDを非表示/違反報告)
しらとぅ(プロフ) - ラッキスケベられ…もしや作者さん!炎炎ノ消防隊見てますかッ!?!? (2020年2月18日 18時) (レス) id: 785ac6cfee (このIDを非表示/違反報告)
零華 - 何だか、新しく推しが、できそう....。 (2020年2月17日 23時) (レス) id: f56491ae0c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヤミモウソウ | 作成日時:2020年2月12日 2時