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第69.5話 ページ50

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一瞬の出来事だった


まずい、


「おい、そこの人間」


玉壺は話しかけるが、鋼鐵塚さんは集中していて気づかない


恐ろしいほどの集中力だ


「貴方ごときが邪魔をしていいようなことじゃないのです。」


私がそう言うと気に食わなかったのか私と鋼鐵塚さんを斬りつけた


しかし、咄嗟に天使が羽で守ってくれたおかげで私は無傷だ



「鋼鐵塚さん…」


鋼鐵塚さんは体中を斬りつけられた


それでもなお、刀を研ぎ続けている。


「何故だ!?」


「玉壺、貴方には到達できない領域なのです。可哀想に…」


「煩い!!芸術を理解できぬ小娘がぁ!!!」


私の徴発にまんまと乗った


全く、本当に程度が低いんだから


「貴方の芸術は、ただの人殺しです。芸術を盾にして、自分の歪んだ性癖を露呈し、押し付けているようにしか見えない。」


私は玉壺の頭部を掴む


目線を合わせて告げる


「芸術というのは多くの人が精神の充実体験を追求することの言うのです。貴方の作品はどうでしょうか?とても精神の充実とは言えませんね。」



「……ぐッ…煩い…私は人間を使って私の芸術を表しているのだ!!お前のような小娘が分かったような口を聞くんじゃない!!」


頭部を強く握る


「お前が芸術を語るな」


「ッ!!」


「もう会話は要りません。私に従え」


こいつと話している間に無一郎くんは痣が発現してしまう


痣が出てしまっては駄目だ。


寿命が大幅に減る



「……はい」


玉壺は私の命令に答えた瞬間、動きを止めた


これなら、呼吸を使ったことのない私でも容易に斬れる


「さあ、私の日輪刀のお披露目です」


私は玉壺に命令を下す


「頚を差し出せ」


玉壺は何も抵抗せず、私に頚を差し出した


「さようなら、無惨に支配された貴方」


思いっきり玉壺の頚に刀を刺す


「そして、ようこそ。私の支配へ」


頚に刺さった日輪刀を横に振り切ると呆気なく玉壺は私に斬られた





.__________________________.


次話から続編へ移行します。

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Gatto:(プロフ) - 界さん» ありがとうございます!コメント嬉しいです〜! (2023年1月24日 16時) (レス) @page37 id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
- めちゃんこ面白いです!神ですか?!って思いました!!!! (2023年1月24日 15時) (レス) id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
Gatto:(プロフ) - はむさん» ありがとうございます!面白いって言ってもらえてモチベ上がりました!更新頑張ります (2023年1月17日 15時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
はむ - 一気読みしました!すごく面白いです更新待ってます^^ (2023年1月16日 18時) (レス) @page21 id: 4a751c8bb5 (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ(プロフ) - Gatto:さん» まじでこんな作品作ってくださってありがとうございます( ; ; )更新頑張ってください!! (2023年1月13日 13時) (レス) @page14 id: d9d34f6376 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Gatto: | 作成日時:2023年1月5日 23時

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