第43話 ページ11
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「ガァアア!!グゥゥウ!!」
私が炭治郎に追いつくと禰󠄀豆子ちゃんの口を刀の鞘で抑えていた
「炭治郎!大丈夫?……それ…」
禰󠄀豆子ちゃんに視線を向ける
「A!宇随さんが鬼の頸を斬った!禰󠄀豆子は鬼化が進んでッ!?」
禰󠄀豆子ちゃんが暴れ回って言うことを聞かない
「私が命令して落ち着かせようか?」
「………いや、大丈夫だ!」
炭治郎は一瞬考えて私の提案を断った
「……そう。じゃあどうするの?」
「……!!……こんこん…小山の小うさぎは…!」
子守唄か…
禰󠄀豆子ちゃんは炭治郎の子守唄を聞くと少しずつ大人しくなった
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「凄いね…炭治郎は」
「……A?」
私は全てこの支配能力で全て解決してきた
なのに、炭治郎は禰󠄀豆子ちゃんとの絆で治めた
「何でも無い……」
炭治郎の方に振り返り見た瞬間建物から鎌が飛び出してきた
「!?」
「俺が来たぞコラァ!!」
「伊之助!!善逸!!寝てるのか!?」
「宇随さんを加勢してくれ!頼む!Aも!」
「分かった」
「任せて安心しとけコラァ!!大暴れしてやるよ!この俺様伊之助様がド派手にな!!」
炭治郎は一旦禰󠄀豆子ちゃんを箱に戻しに行ってしまった
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宇随さんと妓夫太郎、堕姫の攻防戦
宇随さんは正直毒が効きはじめている。
それ程妓夫太郎の毒が猛毒ということか
「お前もしかして気づいてるな?」
「何に?」
「……気づいたところで意味ねぇけどなぁ…お前は段々と死んでいくだろうしなぁあ!こうしている今も俺達はジワジワ勝ってるんだよなぁあ」
「それはどうかな!?」
タイミングを見計らって助太刀に入る
「俺を忘れちゃいけねぇぜ!この伊之助様とその手下がいるんだぜ!!」
「妓夫太郎、もう止めない?」
「Aかぁ……そいつらは何だぁ?鬼狩りの服着て……本当にたぶらかされているんだなぁ……許せねぇ…許せねぇよなぁあ!?」
「違うんだけど……」
妓夫太郎も同じ様な勘違いをしている
「Aを返してもらうからなぁあ!」
「それは無理だな!なんせこいつは正真正銘、鬼殺隊員だからなぁ!」
宇随さんは私の肩を抱き声高らかに言い放つ
「勝つぜ!俺たち鬼殺隊は!」
宇随さんは毒が廻って苦しそうだ
それでもこうして声を張っている
それを見て思った。
__この人達と一緒に戦って良かったと。
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Gatto:(プロフ) - 界さん» ありがとうございます!コメント嬉しいです〜! (2023年1月24日 16時) (レス) @page37 id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
界 - めちゃんこ面白いです!神ですか?!って思いました!!!! (2023年1月24日 15時) (レス) id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
Gatto:(プロフ) - はむさん» ありがとうございます!面白いって言ってもらえてモチベ上がりました!更新頑張ります (2023年1月17日 15時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
はむ - 一気読みしました!すごく面白いです更新待ってます^^ (2023年1月16日 18時) (レス) @page21 id: 4a751c8bb5 (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ(プロフ) - Gatto:さん» まじでこんな作品作ってくださってありがとうございます( ; ; )更新頑張ってください!! (2023年1月13日 13時) (レス) @page14 id: d9d34f6376 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Gatto: | 作成日時:2023年1月5日 23時