夏といえば ページ10
信長「こんのすけ」
こんのすけ「はい、何でしょう?」
信長「ここにあれはないのか?」
こんのすけ「……油揚げ食べますか?」←
信長「……そうか、ないのか………油揚げ没収」←
こんのすけ「そんな!!」
俺は畳の上であぐらをかき、片手に団扇を持ち、仰いでいる。
この本丸では、今は夏。日光が地面を照らし、温度を上げ、蒸し暑い季節を作っている。
信長「年々暑くなっているっていうのはどういうことなんだ…。昔の夏の方が涼しかったぞ、まだ」
昔、まだ俺が生きていた頃は建物の中にいれば、風通りの良し悪しもあるが、ここまで暑くはなかった。
そして、地獄の自室には完備されているのにこの本丸には冷房が完備されていない…!!
真夏に冷房がないのはさすがに暑い。
乱「あるじさ〜ん!冷えたスイカあるから食べよ〜!」
後藤「冷たい麦茶も持ってきたぜ!」
廊下の方から乱と後藤がお盆を持って部屋へと入ってくる。
信長「あぁ、もらおう」
乱「今日は一段と暑いよね〜」
後藤「年々暑くなってるからな〜」
隣でスイカを食べている二人の横で、俺はあることを決意した。
信長「乱、後藤」
乱・後藤「「??」」
信長「本丸全員を今すぐ集めろ。話をする」
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スー - いつも貴方のお話を読んでいます。次の作品では石田三成が登場してきて信長様と一悶着あってほしいなと思っております。楽しみにしております✨ (2022年10月3日 12時) (レス) id: 6fdaf62f95 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - 続編待ってました! (2021年7月13日 20時) (レス) id: 3d369926d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅鵺or白夜Ψ黒夜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2021年7月12日 0時