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腐れ縁にも程がある ページ16

光秀と二人にさせてもらい、数分。俺達の間には沈黙だけが流れている。

俺は深呼吸をして、口を開こうとしたとき、光秀が口を開いた。


光秀「正直、可笑しな位置ですが、また右府殿の配下に属するとは思ってもみませんでした。私は右府殿に刃を向け、謀反をした者ですから」


光秀は俺のことを見据えながらそう言った。


信長「それは俺も言いたい…が、まぁ、過去は過去、今は今だ。お前が謀反を起こし、俺をこの世から消し去るというのも必要な歴史だったというだけだ。今はもう気にしてはいない」

光秀「……相変わらず、変わりゆく世への順応性が高いですね。羨ましく、妬ましい」

信長「それが人というものよ。さて、光秀」


俺がそう言うと、光秀は軽く座り直し、俺の方を見た。


信長「これもまた縁。少々違和感はあるが、お前は元々俺の家臣だ。明智光秀、また俺の下で働いてくれるか」

光秀「無論、また右府“様”の元で働かせていただけること、恐悦至極に存じます」


そう言った光秀は深々と頭を下げた。

光秀に右府様と言われたのはとても懐かしい。今までは皮肉なのか、様をつけたくないのか殿とつけられていた。まぁ、真面目なところは変わらないのだと思った。


光秀「アイスいりますか」←

信長「昔からいい雰囲気をぶっ壊す天才なのは変わらないなお前。このシリアスクラッシャーが」←

不服とカオス→←監視役と対象者



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スー - いつも貴方のお話を読んでいます。次の作品では石田三成が登場してきて信長様と一悶着あってほしいなと思っております。楽しみにしております✨ (2022年10月3日 12時) (レス) id: 6fdaf62f95 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - 続編待ってました! (2021年7月13日 20時) (レス) id: 3d369926d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅鵺or白夜Ψ黒夜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2021年7月12日 0時

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