涙が出るほど【mmkj】__2

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入りたいの？と聞くと、



「一緒に入りたい、、けど、俺、、、

手術の傷、、、あんで？

引いたりせぇへん？」





なんて言ってるから、



お姫様抱っこをして、お風呂場まで連れて行き康二の服を脱がす。



康二はずっと手で傷を隠してるから、



手をどかして、傷痕にキスを落とす。




「この傷は、康二が生きてるって証でしょ。
引いたりなんかしないし、綺麗だよ。もっと見せて欲しい」




康二は安心したのか、俺の服を脱がし始め、
シャンプーや体を洗いっこして、2人で湯船に浸かった。






正直、"一緒に入らへんの？"と康二が言ったあたりからもう色々と限界で、





お風呂から上がり、康二の体を拭いてあげている時に、




「康二、このままベッドに行っていい？」




と聞くと、小さく頷いてくれたから、





手を引いてベッドに連れて行き、




優しく、



優しく、





身体中にキスをし、





「康二、愛してる」


「俺も、愛してんで」






ゆっくり時間をかけて、俺らは体を重ねた。









・







気づけば日を跨ぎそうな時間帯。




「なあ、れんくん。明日何する？」



お互い何も着ていない状況で、康二は俺に抱きついて聞いてきた。



「ゆっくり昼まで寝よ。俺、連れて行きたい場所ある」




「え、連れて行きたい場所？どこやそれ？」




「内緒」




康二はプクッと口を膨らませて拗ねていたが、それもまた可愛い。





おでこにキスをして、



「明日のお楽しみね、おやすみ」




と言い、2人眠りについた。

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