涙が出るほど【mmkj】__2

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休みの日、康二の家で3人で勉強することになった。



康二の家に行ったことがなかった俺たちは康二に頼み込んで住所を教えてもらった。




康二の家はとても綺麗で、本当にお父さんと2人で暮らしてるのか？とびっくり。さすがA型だ。



お父さんは仕事でいないらしい。



康二の部屋も綺麗に整理されていて、




「康二くん、部屋超綺麗！めめの部屋と大違い！」




ラウールの言葉に確かに。と頷いてしまった。






部屋を見回すと、家族写真に目がいった。




「康二、この写真に写ってる人ってお母さんとお父さんと、、お兄さん？やっぱ似てるな」




そう言うと、




「せやろ？よー言われよったわ！仲良しなんやで〜」





嬉しそうに、大事そうに、人差し指で写真を撫でる康二。





「康二くん、なんで別々に暮らしてるの？もし言いたくなかったら言わなくていいけど、ちょっと気になっちゃって」




ラウールは遠慮気味に話す。





「それはなあ〜〜、、、言いたくないわけやないんやけど、ちょっと恥ずかしくて。いつか言うな。絶対！」





さっ勉強しよ〜とノートを開いた。






恥ずかしい、、、、、？








・







クリスマスもお正月も、俺たちは勉強。



ラウールも康二も勉強頑張ってるから、



俺も頑張れる。





あっという間に冬休みが終わり、三学期になった。

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