幸せになるために… 2

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RM side


グガに付き添って、ジニヒョンと
ユンギヒョンが処置室に行ってから
程なくして、手術室から医師が1人
出てきた


医師「産まれました…1500gの
女のお子さんです。このまま
NICUで様子を見ます」



産まれた…のか
テレビドラマで見るような
オギャーオギャーって、いう泣き声も
おめでとうございます…っていう、
お祝いの言葉もなく 淡々と
語られた。



『…先生。Aは？！』



医師「お母さんの方は、だいぶ
衰弱が酷くて、昏睡状態です。
途中 何度か危なかったですが
何とか持ち直しています
ですが…重篤な状態である事には
かわりありません」


TH「…泣。Aっっ」


JM「泣…」



まぢか…
せっかく子供が生まれても
その手に抱く事も出来ない



無事に子供を産ませてやってほしい
そんな、願いを託した社長にも
報いる事も出来なかった…



『ホソガ…とりあえず
状況をジニヒョン達に伝えてくる
クオズ2人を頼んでいい？』



JH「…もちろん。今は僕らも
しっかりしなきゃ…ね」



不安な顔してたんだろうな
昔から、そういう時に
欲しい言葉をかけてくれる ホソガ



ホソガなら、安心して
クオズを任せられる…。


ジニヒョン達のとこに、くれば
グガは点滴を受けてる最中で…
その傍で、疲れ切った顔の
ヒョン達…



『ヒョン…産まれました』



JN「無事なの？」




『…女の子で1500g
NICUで様子を見ます…って』



無事かどうか…なんて
何て言えば良いのかわからないから
そのままを伝えた



JK「…んっ…ッッ Aは…？」



JN「グガ…おめでとう
お前 アッパになったよ…」



…そうだ。グガがアッパか…。



JK「…Aは…？涙」



とにかく Aの安否が
気になるのか、しきりに
Aは？って 聞いてくる



グガの身体も心も
心配だけど、嘘をつくのは
違うよな…




『身体の衰弱が激しくて…
まだ、予断を許さない状態』




JK「ナムジュニヒョン…Aのとこ
連れてってよ…泣」




YG「グガ…まだ無理すんな！
Aだって、必死に頑張ってる
まずは、お前が身体の調子を
整えるんだ！


お前が、子供のアッパだろ！

Aの具合の悪い間は、子供は
誰が守るんだよ！！」



ワーッて声を上げて泣きながらも
コクンって頷いた グガ…。



辛いよな…


俺だって…
ヒョン達だって…辛いよ



だって、ユンギヒョン
グガに言いながら 涙流してる

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