幸せになるために… 2

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RM side

やばかった…間一髪だった


このタイミングでこなければ…

いや…そんな事はないか…
いまや、会社を担う僕らに
確認もせずに、公表なんて
できるわけないか…



そして…ここから
最も大事な話をしなきゃ…


『あと…聞いて欲しい話があって』


PD「え…まだなんかあるのか？」


『グクとメイクスタッフの子の話で』


社長「だから、それはガセネタ
なんだろう？」


YG「いえ…メイクスタッフって
また別の…」


PD「ああ…Aか？？」


？！？！？！

なんで、Aの事は名前で呼ぶの？


PD「あの子はね…行く宛もなくて
フラフラしてるところを僕が見つけたの」



？！？！？！？！



YG「え…」


PD「メイクの仕事がしたい…って
単身韓国にきたんだけど…どこも
雇い入れてくれなくて…食べる物もなくて
住むところもなくて、公園で野宿
してたのを、見つけてつれてきたんだ」



社長「ためしにメイクさせてみたら、
かなりの腕前でな…」


どこにも雇い入れてもらえなくて
野宿か…だから、あんなに
仕事に執着してたのか…


食べれなくなる、住むとこもなくなる
って…そういう意味か…


『そんなに腕がいいなら、なんで…


PD「なんで…か。反日って
いえば、わかるか？」



え…そんな理由？



PD「驚くなよ…ここはまだ
そういう風潮がある国なんだよ
しかもさ…Aの家族とか住所とか
ハッキリ分かってない…
そんな身元もはっきりしない子なんて
使わないだろ…」



社長「で…Aは？最近
うまくいってるんだろう？
韓国の父親として、心配は
してるが、あの子は自分から
連絡はしてこないから…」


寂しそうにいう社長に
本当の事を伝えた…



社長「…。そうか…そんなことが
また、あの子に辛い思いさせてたなんて
君達のとこなら、大丈夫と思ってたん
だがな…」



PD「僕も…他の仕事でなかなか
Aの異変に気づかなかったよ
あの子は、いつでも、大丈夫って
ニッコリ笑って…」



社長「…で。僕の娘に
手を出したって本当かい？？」



ヤバ…目がマジだわ

まさか、こんな形で
この2人が絡んでくるのは
計算外だったわ…



YG「…いや…本当です。お腹に子供も
います。社長の孫になるんですかね…」



ちょちょちょ ユンギヒョン
そんないきなり ぶっ込んでいく？？

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