ステップブラザーズ3

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壱馬side






リビングのソファに連れて来られて

臣と隣同士で座った






臣「どうした？顔色悪いな…

具合悪いのか？」






「大丈夫」






臣「なら、何かあったのか？」





「ﾌﾙﾌﾙ…おみ？」






臣「ん？」





「嘘…」






臣「嘘？」






「嘘、嫌いだよね？…嘘つかないよね？」






臣「何だよいきなり笑」





「臣は、、嘘つかない…でしょ？」






臣「…あぁ、つかないよ」






「そう…だよね」





臣「マジでどうした？」





「メンバーで話したから、聞こうと思って」





臣「本当にそれだけ？」






「うん。でもさっきダンスレッスン

ダメダメで怒られて来ちゃったから…」






臣「じゃあ、ゆっくり風呂入っておいで」






「…臣は入ったの？」






臣「まだだけど」






「じゃあ、一緒…」





臣「ん、わかった」






一緒にお風呂に入って、ベッドに入った








臣「武者修行終わってさ、改めてどう？」







「まだスキルが足りないから…

今頑張ってレッスン受けたりしてる」







臣「毎日事務所にいるらしいな」







「うん、ダンスもボーカルもどっちも

頑張りたいと思ってるから」






臣「ファンの人すごいだろ？」







「写真持ってる人とか、タオルとか…

あれ手作りなんだよね？」







臣「まぁそうだろうね」







「俺にはできないから…

パフォーマンスで感謝を伝えたい」







臣「…成長したな」







「臣は？…最近決まった事ない？」






臣「んー？ないよ笑」







「ツアーとかは？」






臣「三代目ではやるよ」






「…そっか」






臣「ん？」






「臣は…いつまで俺といてくれるの？」






臣「いつまでか…

そりゃ、壱馬だって他のメンバーだって

寮から卒業する時が来ると思うからね

そしたら、壱馬も1人暮らしじゃない？」






「ずっと一緒が良いって言ったら？」






臣「そうだなぁ…

俺は別に良いけど、離れる事だって

これからどんどん増えていくし

1人暮らしするのも良いんじゃない？」







「1人暮らししない…

ずっと…臣が俺の事嫌いに…

いらなくなるまで…一緒にいたい」







臣「お前を嫌いになる事も、いらないって

思う事もないから大丈夫だよ」








「そっか…臣、信じて良いんだよね？」






臣「信じろ、俺はお前に嘘はつかない」







「うん」








臣、約束だよ。

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