ステップブラザーズ3

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陣side





ランペとして顔を合わせてから、初めて

壱馬が自分の気持ちや考えを述べてくれて

すごく優しい子だなと改めて思った






そして、お兄さん達が

今までどんな事を嫌がってきたかとか

パニックを起こしたかとか

色々と教えてくれて、何が嫌なのか

苦手なのかが、皆も少しわかってきて

関わりやすくなった







仕事の衣装のフィッティング

スタッフさんが用意してくれた服を

着せようとしてくれるんだけど






ｽﾀ「樹くーん、お願いします」







樹「…やだ、、」





ｽﾀ「時間ないのでお願いします」






樹「嫌だったら嫌…」





陣「いっちゃん、見てみて！」






ｽﾀ「翔平君お願いします！」






平「はーい！やっぱり着せてもらうと

楽で良いですね〜ありがたいです」





北「翔平ずるい！俺も！」






ｽﾀ「はい！北人君もお願いします」





「樹も着せてもらったら？かっこいいで！」






樹「んぅ…」






嫌々ながらも服を着てくれて





壱「かっこいいやん」





樹「へへ笑」






ｽﾀ「うん！樹君、かっこいい！

じゃあ脱いで良いですよ」





樹「ありがとうございました」





良かった…





別の日には





樹「辞めて…」





北「良いじゃん！」





慎「嫌がってるからダメ」






北「まこっちゃんは、壱馬のとこ行って！

俺は樹と遊んでるの！」





樹「今、まこっちゃんと練習してた…」





慎「そうだよ！北人君はあっち！」




北「まこっちゃんがあっち！」





すごい子供みたいな喧嘩なんだけど…

子供だからしゃあないなぁって事で







「こーら！いっちゃん痛がってるから

2人とも手離しや」






慎「だって…北人君が、、」





北「まこっちゃんが邪魔してくるから！」





慎「先に、樹君とやってたの僕なの！」






樹「うるさい…」





北「まこっちゃん生意気！嫌い！」





慎「…僕だって、嫌いだもん(泣)」





樹「あ、まこっちゃん…」






力「北人、こっちおいで」





北「嫌だ！」





壱「北人、こっち」






北人の近くにある椅子に座った壱馬

さっきまで怖い顔してたのに

ニコッてしながら、壱馬の膝に跨った北人







壱「何かあったの？」





北「…涼太がね？」





家で、涼太さんと揉めて

機嫌が悪かったらしい笑






壱「そっか、でも慎と樹には

優しくしないとダメや。わかるな？」






北「はぁい」






壱馬のおかげで、こちらも解決。

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