ステップブラザーズ3

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壱馬side





1時間以上経ったと思う



隣の部屋では、俺達の過去を話していて

この部屋にいる皆は不安そうだ





慎「僕の事知ったら…嫌われるかな？

ランペにいれなくなるよね…」






樹「僕だって…」





北「怖いな…」






翔「皆優しいから…きっと、、、大丈夫！」





彰「…」





ｺﾝｺﾝ





HI「皆、おいで？」





隣の会議室に呼ばれて

緊張したまま部屋に入ると

優しい顔をしたメンバーと臣達がいた






HI「メンバーに、話したよ

メンバーの顔見てご覧？」






ずっと下を向いてる慎達






HI「じゃあ、改めて

さっきも言ってくれたけど

一言何かもらって良いかな？」








陣「皆からしたら、難しくて怖い事だと

思うんだけど、俺等は…俺は

もっと早く教えてよ！って思ったよ

皆の性格を少しずつ理解してる途中だけど

きっと皆は、可哀想って思われたいわけじゃ

ないと思ってる。だから、ランペとして

一緒に頑張れば良いし、困ったことは

お互いに助け合えば良いと思う！」







力「俺も。兄貴から何も聞いてなかったし…

正直びっくりした。そんなに辛い過去が

あったのに、ここまでできるんだって。

だから、俺達と一緒に活動して

デビューして、皆の思いをしっかりと

世の中に届けて欲しいし、届けたい」







陸「正直、壱馬と全然距離縮まらなくて

何があったらそうなるんだろって

ずっとずっと考えてた！

もっと大人に怒って良いはずだし

もっと俺達にも、信用できない！って

言ってくれても良いくらい、辛い事あったのに

壱馬なりに、前向いて頑張ってるんだって

今回わかったよ。俺が、ボーカルとして

北ちゃんも、壱馬の事も支えるし守るから！」









皆が次々に話してくれる…





臣「お前らからは？誰が言う？」






北人や、慎、樹は泣いてる






「俺…今でも人は嫌い。

信用なんてできない。

でも…歌が好き。臣が好き。

だから臣みたいになりたい。

そう思って、オーディション受けた…

でも、まだ怖い事は本当はいっぱいある。

それは俺だけじゃなくて、こいつらも。

だけど、後ろを見ればパフォーマーいて

横見たらボーカルいて…怖くなくなる

だから、これからも16人で頑張りたい

俺も、慎も樹も…北人も、ヤマショウ君も

翔吾も迷惑かけると思うけど…

捨てないで欲しい。頑張るから」







健「壱馬！捨てないよ。

いっぱい喧嘩して、いっぱい活動して

いっぱい一緒に夢叶えよ！

俺達だって迷惑かけるし！」

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