ステップブラザーズ3

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彰吾side






直人に返事できないまま

俺はレッスンに通い続けた…




ｽﾀ「彰吾！」





「…何」





ｽﾀ「彰吾、最近ダンス良くなってる」






「…///」







ｽﾀ「次のツアー、バックで周ろう」






「えっ…」







ｽﾀ「EXILEのドームツアーだよ」





「…」






よっしゃ…！！！





ｽﾀ「何だ嬉しくないの？」







「…ﾌﾙﾌﾙ」






ｽﾀ「HIROさんと、直人さんに確認して

許可が降りたらね！」








「ｺｸｯ」







レッスンが終わって、事務所に行くと

HIROに呼び出された








「あ、直人」





人「お疲れ様」






「うん」







HI「今日、EXPGのスタッフから

連絡が来てね、ツアーの事聞いたよ」








「…」








人「彰吾出たい？」







「何じゃ…また無理って言うのか？」






人「違うよ…でも、出るなら話がある」







HI「ドームだから、大きなステージだよ

彰吾はどう？出たい？」







「うん」







人「なら約束がある」






「約束？」







人「言葉遣いに気をつける事

挨拶をしっかりする事」








「…」








人「スタジオでもこれができてないって

言われてるな？

ツアーはわかってると思うけど

大勢のダンサーが出演するんだ

彰吾だけ今の言葉遣いをOKにはできない」









「そんなの…無理じゃ！」






人「無理じゃない！」





「無理！」







HI「でも彰吾、オーディション

受けたいんだろ？」








「…」








HI「せっかくチャンスを貰えたんだ

練習だと思って頑張ってみたら？」








人「どうする？彰吾」







「わかった…やって、みる、、」






人「よし！じゃあ早速！

HIROさんの事何て呼ぶんだ？」







「HIRO」






人「ちがーう！笑HIROさん！

さんを付けろ、さんを！」







「HIRO、、、さん」






HI「ははっ笑」






人「これから目上の人には

まずはさんを付けて呼ぶ事

あと敬語を使う事！わかった？」







「…うん」






人「いきなりは無理だと思うから

ちゃんと意識的に過ごしてみて？」







「ｺｸｯ」







人「あと返事もするんだぞ〜！」






「そんなに！？無理だわ！」






人「だから無理じゃないの！笑」







「直人うるさい…」







人「まったく笑…とにかく彰吾」






「何？」






人「バックダンサーおめでとう

一緒にツアー頑張ろうな」






「…///」

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