ステップブラザーズ3

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樹side





HIROさんのお家に帰って来た





HI「樹〜ご飯できたよ」





こうやってゆっくりお家で

2人でご飯を食べるのも久々



剛典君は忙しいから…

僕が食べてる横でお仕事してる





HI「お風呂入れるけど、どーする？

もう一緒に入るの恥ずかしいか笑」






「ﾌﾙﾌﾙ」






HIROさんだったら

一緒にお風呂も入ってくれる





HI「樹、もう寝るよ〜」





僕が寝るまで一緒に居てくれる





HIROさんの方が良い

HIROさんの方が優しい





なのに…







「ｸﾞｽｯ…(泣)」






HI「樹？どうしたぁ？」






「…り、くん(泣)」





どうしてこんなに寂しいんだろう…




HI「ははは笑…おいで」





HIROさんが抱っこしてくれて

リビングのソファーに連れて来てくれた




HI「ちょっと待っててな」





僕を宥めながら、誰かと連絡を取ってる









HIROさんにも迷惑かけちゃうのに

なかなか泣き止めなくて…




HI「泣かなくて良いんだよ樹

大丈夫だからね」





ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ





どのくらい経ったのかわからないけど

インターホンが鳴った






HI「ごめん、動くよ？」




HIROさんは抱っこしたまま

玄関に向かった





ｶﾞﾁｬ






HI「お疲れ様」





？「お疲れ様ですっ！ﾊｧﾊｧ…」





この声…





HI「ほら樹。誰だ〜？」





？「樹、おいで！」






半分無理矢理だったけど…

HIROさんの腕の中から

その人の腕の中に移った






「たか…くぅ、ｸﾞｽｯ」






剛「ごめんな樹。ごめん」






HI「もう時間も時間だから

岩ちゃん泊まって行きな？」







剛「ありがとうございます」





剛典君とベッドに入って

抱き締めてくれる






岩「樹、本当にごめんね」






「嫌いじゃない…のにごめんなさいｸﾞｽｯ」






剛「わかってるよ、大丈夫

俺も、樹の事嫌いじゃない

樹がHIROさんの家に

戻りたいって言ったら

どうしようって心配で心配で

寝れなかったんだ

そしたら、HIROさんから

樹が泣いてるから迎えに来てって…

樹はどうして泣いてたの？」






「ご飯も…お風呂も…HIROさんは

全部一緒だったけど、、、

それでも寂しかった…(泣)

剛典君が良いｸﾞｽｯ」







剛「嬉しい。ありがとう樹

俺も樹が良いよ。ずっと一緒な？」








剛典君と仲直りして

次の日から、ご飯もお風呂も一緒で

僕が寝てから

お仕事をするようになった

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