Give me a Green light,or...? (ページ50)

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慎太郎side

こうなるつもりじゃなかった。

あんなこと言うつもりじゃなかった。

全部自分を守るための精一杯の強がりだ。

...とはいえ、先生との繋がりはなくなったも当然だ。

｢...こういうところがまだガキなんだろうな｣

先生と話してすぐは苛立ちと悔しさでいっぱいだったけど
時間が経つにつれて後悔が顔を現わしてきた

『急に迷惑なんて言われたら...俺でも同じことしてるよ』

『俺が泣きそうなんだけどぉ～』

毎回毎回話を聞いてくれて、
真面目に考えてくれる樹と感情移入してしまう心優しいジェシー

｢...俺、お前らが友だちでほんとによかったわ｣

『なんだよ急に、照れること言うなよ～』

２人に話してなんだか心が軽くなった気がする

『で？どうすんの諦めんの？』

｢諦め...る努力はしようかなって｣

『HE!??いいの？それで』

｢結構グサッときたって言うか、
俺が好きでやってたことが、端から見たら先生が悪くなっちゃうっていうのは
...嫌じゃん？俺全然そういうの考えてなくて｣

『...結局は“先生”と“生徒”なんだもんな』

...改めて言葉にされるとしんどいなこれ、
でも今までの俺は自分勝手な行動で先生に迷惑をかけていた、
これが現実だ

｢...まぁ～、受験生だし？勉強に励むいい機会になったってことよ！｣

『...慎太郎』

『あんま無理すんなよ』

一目惚れから始まったたった３ヶ月の恋、

すぐ忘れられるに違いない

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