検索窓
今日:62 hit、昨日:52 hit、合計:113,338 hit

49 ページ49






「...だから、こういう嘘ついてふたりきりになろうとするのとか、
もう、迷惑だからやめてほしくて」


『...迷惑』


「...そう、もし本当に私のこと想ってくれてるのなら
...私のために、普通の先生として接して欲しいし、
ただのからかいだったらもう勘弁して欲しい」



ユラユラと瞳を揺らす森本くんを見て、

この言葉を使うことは間違ってたのだろうって思ったけど、

これが1番手っ取り早い言葉だなって。




『まだ本気だって信じてくんないの?』


「...ならもうやめて、私は先生を続けたいの。
それに、こういうのって大体憧れとかで一時の感情に過ぎない
パターンが多いんだよ、だから」


『...冷めた、』


「冷めた?」


『こんだけ俺が行動してきたのに
まだそんなこと言うんだって、なんか冷めた』


「...そっか、じゃあもうすぐ朝礼の時間になるし教室戻ったら?」





森本くんが部屋を出て行って大きく息を吐いた


わけもわからず勝手に失恋した気分になっている私


「...冷めた、かぁ」


あの言葉で冷める恋に振り回されていたのかと思うと
なんだか自分が馬鹿らしいなぁ

まぁでもこれで良かった、
これで仕事もプライベートも両立できる









....はずなのに何だろうこの拭いきれないモヤモヤは









50→←48



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (88 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
309人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 森本慎太郎 , 高地優吾   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ダイア | 作成日時:2020年11月12日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。