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「べ、勉強!受験生だしちゃんと集中出来る環境作らなきゃなって思ってたの、
全然急じゃないよ?」


あくまでも良い雰囲気で会話が終わるようににこやかに話す




『帰ってちゃんとやってるし先生との時間がモチベだったんだけどな俺は』


「でも、」


『ただの言いなりじゃん』


「...え?」


『昨日ここの前で待ってたらこーちが来て、
全部喋ったんだってね、俺とのこと』


「......」


『こーちにチクって、怒られたかなんだか知らねぇけど
それで今までのことなくして言われたままに行動して。
さっきだってこーちの許可出たから俺をここに連れてきたんでしょ?
子どもじゃん、嫌われたくないから周りの指示に従うって』


そう言って私を嘲笑った森本くん

図星ではあるけどここまで言われて
自分の中では、言い返さないわけにはいかなかった



「...ふざけないで」


『思ったこと正直に言っただけなんだけど』


「私の立場わかってる?私が先生ってことわかってる?」


『わかって、』


「わかってないよ、もし気付かれたのが優吾以外の人だったら
どうなってたと思う?私は未成年の生徒に手を出した、犯罪者になるんだよ?
教師としての居場所はもちろん、人間として最低な人になる」


『.....』


「...正直、放課後喋りながら仕事してる時間が楽しくて、
受け入れちゃってたところがあるけど、やっぱりダメなんだって
優吾に注意されなかったらダメな教師になってたと思うの」





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設定タグ:SixTONES , 森本慎太郎 , 高地優吾   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ダイア | 作成日時:2020年11月12日 17時

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