Give me a Green light,or...? (ページ47)

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職員室でただひたすらに仕事をこなす放課後は久々で
なんだか長く感じた

いつものことだったら絶対準備室に行ってるだろうし、
何も言わないで鍵閉めてたのは申し訳ないかなって
朝礼のあとにでも森本くんに声をかけようと思ってたのに、

珍しく朝早く来た森本くんから声をかけられた

｢あ、おはよう、どうしたの職員室にまで来て｣

『...ちょっと話したいことあるんでいいっすか』

｢ここで出来る話かな｣

『...あ、進路の話なんで無理です』

優吾に目を向けると黙って頷いてくれたから

｢準備室で話そっか｣

『...はい』

明らかにいつもより不機嫌そうな森本くんと英語準備室に向かった

｢...進路の話、の前にさちょっと言いたいことが｣

『...なんでなの』

｢え？｣

『もう２人で話すことも許してくんないの？』

｢ごめんそれは、...って進路の話はいいの？｣

目を泳がせ動揺した様子を見せた森本くん

『...口実だよ、そうでも言わないと２人で話せないじゃん』

｢...森本くん｣

『昨日だけでしょ？ここに来ないのは今日は』

｢ごめん、もうこれからは、職員室で仕事する、かな｣

『なんで急にそうなんの』

優吾と約束したから、なんて言いたくない

私の中の優しくない良心がどうにか彼を傷つけない理由を探している

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