33 ページ33
・
次は女子のテニスの試合
必死に頑張ってるみんなを応援する
『...公開いちゃいちゃ』
声のする方には森本くんがいた
「点決めてたみたいだねすごいよ」
『...先生見てくれてないし』
「ジェシーくんと喋ってて、ごめんね?」
『ちげーじゃん、こーちじゃん』
『2人でくっついて見せつけやがって』
うつむきながらブツブツ言ってる森本くんは
かなりふてくされてるみたい
その様子があまりに可愛くて笑ってしまった
『...あー、まじ先生むかつくわ』
「ふふ、森本くんはわかりやすいんだね?」
『このタオルもこーちのやつだし』
「別にそれはいちゃいちゃに入らないでしょ?(笑)」
なんて内容のない話を森本くんとしてたら
『慎ちゃん!!!!』
『なんだよ』
『怪我したから保健室連れてって』
「え、櫻井さん大丈夫?」
『大丈夫大丈夫、擦りむいただけだから』
「ならいいけど...」
『だから慎ちゃん保健室!』
『は?!保健委員に、』
『いいからいいから』
連れて行ってもらうっていうより、
森本くんを連れて行くような形でその場を去った櫻井さん
後ろから視線を感じて振り向けば
睨んでいるようにも見える、
櫻井さんが私を見つめていた
・
309人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ダイア | 作成日時:2020年11月12日 17時