31 ページ31
・
涼しいうちに外種目は終わらせようってことで
午前中に男子のサッカー、女子のソフトボールが行われる
うちのクラスは一試合目から男子のサッカーがあるから
みんなで応援
生徒から少し離れた場所に腰を下ろした
6月の下旬の午前とはいえもう暑いな〜なんて考える
『高橋せんせっ、』
「あ、高地先生...」
『...こっち側、日陰だからもっとこっちおいで、
暑いでしょ?』
「でもそんな近づいたら、」
『...いいから』
腕を引かれ優吾との距離が近づいた
「見られたら怪しまれるよ」
『ほれ、タオル掛けとけ』
ポニーテールなんかして、
肌弱いんだからって首に優吾のタオルを巻いてくれた
「あ、りがとうございます...」
『ふっ、どういたしまして?(笑)』
学校内で生徒のいる時間に
優吾と話すことなんて久しくなかったから少し変な感じ
...森本くんの視線がこっちに向いていたことも知らずに
優吾と話を続けていた
『あ!!こーちいる!と思ったら高橋ちゃんもいる!』
『うーわジェシーじゃん、お前サッカー出ねえのかよ』
『俺戦力外だから、AHAHA!!』
『即戦力っぽいのに(笑)』
『それ樹にも言われた〜』
「...ジェシーくん高地先生の前だとワンコみたいだね(笑)」
・
309人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ダイア | 作成日時:2020年11月12日 17時