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「よし、じゃあ今日の授業は終わります」



今日の最後の授業はうちのクラスでの英語だった


自分のクラスだったし終礼もちゃちゃっと終わらせて。

みんなに急かされながら私も急いでジャージに着替えて
体育館に向かった。






森本くんの言ったとおりみんなには

『高橋ちゃん誰よりもガチだ(笑)』やら

『張り切りすぎでしょ』やら笑われまくった




それを見て森本くんは静かに笑ってるだけだったから
なんだか2人の秘密みたいで恥ずかしくもなった





みんなが練習を始めれば、
私は監視役以外何もすることがないから
ステージのうえでボーッと眺めてた




『あーー疲れたー』


「櫻井さん」


ひとしきり動ききったのだろう
文字通り疲れた様子でステージに上がってきた



「バレーどんな感じ?」


『んーそこそこじゃん?(笑)』


「まだ時間もあるし頑張ってよ?(笑)」


『わかってるって〜(笑)』


なんて言いながら櫻井さんの目線の先は
バスケをしてる男子に向いていた



『慎ちゃんなにやってんの!!(笑)』


『うるせーユキ!(笑)』


櫻井さんの表情からは好きがダダ漏れしてて
見ていて微笑ましくなった



「幼馴染み、なんだっけ?」


『ユキと慎ちゃん?そうだよ、
あれ、てか高橋ちゃんなんで知ってんの?』


「あー、なんか田中くんとかから聞いて」


『あー樹とジェシーと仲良いもんね』


「まぁ仲良いっていうか、って感じだけど....」



櫻井さんから見て森本くんは仲良い部類に見えないのかって
謎にショックを受けて、

そっからはなんだか気まずくなって何も話さなかった


....櫻井さん、難しい子だなぁ




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設定タグ:SixTONES , 森本慎太郎 , 高地優吾   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ダイア | 作成日時:2020年11月12日 17時

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