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「はーい、じゃあ10分間の小テストはじめ」



自分のクラスの英語の授業中



椅子に座ってテストを受けるみんなの様子を眺めてた






開始5分もしないうちに
机に伏した田中くんに

永遠にペン回しをするジェシーくん、

真面目にテストに向かっている森本くん



十人十色だな〜なんて思いつつも、
なんてったって今年は受験生

勉強に意識向けないとなって頭を悩ませる
















放課後になり、
英語科準備室で今日の小テストの採点をしていた



大体は職員室で作業するけど、
放課後だけは絶対に準備室にいたいんだよね


全然広くないけど、
英語の資料、本、海外の作品
自分が好きなたくさんのものに囲まれて仕事をする時間が大好きだ


他の英語科の先生も資料取りに来る用がなければ
決して入ってくる部屋じゃないし、
ほとんどが1人で過ごせるからよく集中も出来る





「...すごーい、上田さん満点だ」

「...田中くん寝てた割には取れてる」

「...加藤さんは個別で指導した方がいいかもなぁ」


ひとりでブツブツ呟きながら丸付けを進めていく





全て終えてスマホを見ると、
優吾からのメッセージが2件


『今日車裏に止めてるから学校から一緒に帰ろう』

『絶対バレないから(^_^)』



職員室に戻ると残っているのは優吾だけだった



「ねぇゆう...じゃなくて...高地先生、大丈夫なの?」


『見ればわかるでしょ!俺らしかいないの!
高橋先生?』



このスリリングな状況を楽しんでるのは
優吾だけじゃなくて私もで。


俺先歩くから少しあと着いてきてっていう
優吾に素直に従った




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設定タグ:SixTONES , 森本慎太郎 , 高地優吾   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ダイア | 作成日時:2020年11月12日 17時

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