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次の日の朝、いつもより早めに起きて二人分のお弁当を作り始める。
時刻は五時。
電車通学の為、七時過ぎには出ないといけなかった。
『 …喜んでくれるかな… 』
彼氏という人に初めてつくるお弁当のため
女の子なりに少しいつもより気合を入れた。
色合いも地味系じゃなく、黄色や赤や沢山の色の野菜とかを使い
少しカラフルみたいにした。
『 お母さん…どう？
初めて男の人にお弁当なんて作ったよ
美味しいって、喜んでくれるかな？ 』
返事が返ってこない写真のお母さんにそういつもの朝の恒例
お母さんは私が中学に入りた手のころ
病気で死んじゃった。
だから、それからはいつも一人で過ごしてきた。
少し気分がいい間に学校に行く準備をして
自転車で駅まで向かった。
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作者名：永瀬れみ
| 作成日時：2017年10月11日 1時
