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どれくらい時間が経ったのか分からないけど終わったのか
彼らたちは裏倉庫から出ていった。
止まらない、震える身体に涙。
初めての行為に感情に。罪悪感を覚える。
結局、襲われてる間誰も来なくて、最後までになった。
突如、激しい気持ち悪さが迫る。
もう、居てもたってもいられなく、
挙句の果てに廉くんの携帯に電話を掛けた。
だけど、何回掛けても出てくれなかった。
完全に、捨てられたんだと直感する。
重たい足を立て壁を支えに使いながら体育館倉庫裏を出て
どこに向かってるのか分からず人気の少ない廊下を歩く。
制服も、半分着てない状態だった。
『 …ぁ…っ、 』
力尽きたのか途中の廊下でその場に座り込んだ。
その場でしばらく、一人泣いてしまった。
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作者名:永瀬れみ | 作成日時:2017年10月11日 1時