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永瀬くんにしばらく抱きしめられてると
顔が合って近付いてくると思えば唇が重なった。
その時今朝の他の女の子とのキスが浮かび上がる。
『 …ぁの…っ、ゃ…っ 』
それが嫌で少し拒んでしまった。
『 …なんで… 』
『 …朝…女の子とキスしてたの見たの… 』
そう言うと顔が曇り始めた永瀬くん。
『 …ごめん、あれ元○○○なんや…
断ってるのにしつこくてさ… 』
元○○○…まあこんなかっこよければ独りやふたり居たはず…。
『 …その事はちゃんとけじめ付けるから…
Aのこと守りたいねん… 』
恋愛経験のない私にはどうすればいいのか分からない…。
『 俺の隣にずっとおってくれたらええから…
Aが嫌じゃなかったらやけど… 』
永瀬くんの言葉をしんじてみてもいいのかな…って
すごく悩んだ。
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作者名：永瀬れみ
| 作成日時：2017年10月11日 1時
