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『 違う…！そっちちゃうねんて。 』
と慌てて訂正される本当の意味。
少し小さく深くため息をついたあと彼はもう一度こう言った。
『 Aが好きやねん、
やから、俺と付き合ってくれませんか 』
驚きを隠せないストレートな言葉の告白。
少し照れてるのか耳が赤いのが見えた。
そんなこと言われてもでも私…
『 …わ、わたし…
男の人と…ちゃんとお話したことないし…
地味だし…可愛くないし…人見知りだし… 』
少し慌てながら彼に伝えると
『 そんなん、俺がサポートするやん
そんな、マイナス方向で考えんといてや 』
優しい関西弁が透き通るように小さく響く。
『 あと俺Aのこと地味やって思ったことないから 』
私の目を見て真っ直ぐそう言ってくれた。
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作者名：永瀬れみ
| 作成日時：2017年10月11日 1時
