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第三十話 ページ33





そうして加藤くん以外の生徒は皆倒され、残りは彼ただ一人となった。
画面の向こうでは、秀吉くんが加藤くんを呼んでいる。

「どうする?加藤、これが旗印戦だぞ。お前も誰かを味方に引き入れなければこの勝負…絶対負ける」
「味方なんかいらんくさ。駆け引き、陰謀、一切無し!それが生き方くさ」

そう言い残すと、彼はホールへと向かっていった。
うーん、かっこいい。私も是非こんな風に生きたい。
彼の出てった扉を見ていると、織田くんに続いてみやびちゃんが出ていこうとしたので、私は取り敢えずついて行くことにした。


みやびちゃんの姿が見えたので走るとそこには織田くんもいた。
2階からホールを見下ろすと、あの4人の反対側に加藤くんと、野次のジャージ集団がいた。

「4対1でよく来たな!」

「時間がなか、とっととやるくさ」

「貴様の美意識はかっこいいが、それじゃ勝てん」
「ごちゃごちゃうるさいくさ!びびっとっとじゃなかとね?」
「あ?」
「あんたたちは全員手負い。そいで本当に俺に勝てると思っとうか!」
そう言って体を低くし、戦闘態勢に入る加藤くんに歓声が上がる。

「私一人で充分だ」
「待て」
伊達くんが加藤くんに歩み寄ろうとした時、秀吉くんが止めに入った。

「………俺にやらせてくれ」
「は?何言ってる」
その言葉に皆は混乱した顔をする。
私達も混乱して、二人で顔を見合わせた。
「…どういうことでしょう?」
『わ、分かんない……皆が戦ってるの見て、急にやる気が出てきたとか?』
「みせてみろ……秀吉」
私が発言した直後、隣にいた信長くんが意味深な発言をした。

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moka(プロフ) - 前田利家さん» コメントありがとうございます🥰💗面白いと言って下さってとてもやる気が出ますし、何より嬉しいです😭✨前田くんとの関わりも今後増やしていけたらいいな〜と思っていますので是非!! (2022年10月14日 20時) (レス) id: 6967548606 (このIDを非表示/違反報告)
前田利家 - 小説めっちゃ面白いです。私のおしは前田利家です! (2022年10月14日 14時) (レス) @page5 id: 4149d8455a (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - サナさん» わわっ!!ありがとうございますすぐに直してきます…!私も二人との絡みが欲しいなって思ってたのでこれから色々絡ませられるよう頑張ります!👍✨ (2022年9月29日 9時) (レス) id: 6967548606 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 明智くんの、武田くんが、武田うんになってます。上杉との(伊達も!)の絡みが欲しいです。でも、秀吉もいいですよねー。 (2022年9月29日 7時) (レス) @page47 id: cd10ddfe42 (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - コメントありがとうございます〜!私は直ぐ秀吉くんと絡ませてしまう病気にかかっているので凄く嬉しいお言葉.....✨✨️これからも彼と絡むことは多くなりそうです笑 (2022年9月4日 19時) (レス) id: 6967548606 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:moka | 作成日時:2022年9月3日 23時

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