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山「おはよー。あれ、圭人早いね。」
圭「おは、おはようっ！えっとね、仕事があって！」
山「なにそんなにキョドってんの？」
圭「え？あは、あはははー、朝だからかなー！」
山「……きも。」
慌てる俺を一瞥して、デスクに着いた山ちゃんに一安心。
気持ち悪いはご愛嬌ってことで、もう泣いたりはしない。
山「あーもうやっぱり。社長に書類、デスクに置いといてって言ったのに無いし……。」
と、そこでいきなりの危険信号。
文句を言いながら社長室に向かおうとした山ちゃんを、慌てて止めた。
圭「あっ、俺がとってくるよ！」
山「え？別にいいよ。すぐそこだし。」
圭「いーから！山ちゃんはいつも頑張ってるからさ！座ってて！」
強引ながらも、にこにこと笑顔を貼り付ければ「きもい」の一言で座ってくれる山ちゃん。
……だからもう、それくらいの罵倒じゃ泣かないってば。
社長室のドアをそっと開け、高そうな机の前に立った。
圭「……よし、いいこにしてるね。もうちょっとだけ我慢してね〜。」
机の下に忍ばせたのは、さっきのわんこ。
エアコンもつけてあるし、下の絨毯はふかふかだから快適なはず。
薮ちゃんはいつもお昼頃まで出勤しないから、それまでここに隠しておこうと思って。
わんこが静かに待っていてくれるのを確認して、書類を手にした。
圭「……おまたせ！これでいい？」
山「ん、そー。ありがと。」
疑われなかったことに安堵し、時計を見るとまだ9時。
今日出勤してきそうなのは、営業部、企画部、経理部か……。
開発部はいま連休中だし、営業部は何件か営業があるっぽいから、社長室には行かないはず……。
圭「問題は光くんなんだよなぁ……。」
社長の愛人疑惑がある光くんは、きっと今日も一緒に出勤してくるだろう。
そして、社長のスケジュールを確認するために社長室に行くから……。
どう抗っても、完璧にバレる。
詰んだ……。
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ころころ念(JUMP愛ing)(プロフ) - めっちゃ面白いです!!更新頑張ってください！ (2017年11月26日 18時) (
レス) id: 96a3522a8c (このIDを非表示/違反報告)
比花 - 山田最高です！頑張ってくださいね！ (2016年8月23日 6時) (レス) id: 03d3621b64 (このIDを非表示/違反報告)
美久 - 更新待ってました！これからも応援し続けます！！ (2016年3月25日 13時) (レス) id: 414cfe96bd (このIDを非表示/違反報告)
阿貴(プロフ) - 更新待ってました!!(^^)けど!!､わわ、ばーれちゃったばれちゃった！岡本さんに雷が…!?楽しみに待ってます!! (2016年3月25日 0時) (携帯から) (レス) id: f05717cdd0 (このIDを非表示/違反報告)
わっほいほい！ - さいこーっしかいえへん！ (2016年3月6日 17時) (レス) id: 5a111eb594 (このIDを非表示/違反報告)
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