キミと過ごした日々 (ページ6)

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昨日のことをみんなに話した

須貝「と、いうこと」

伊沢「なるほど…」

渡辺「ひどいですね…」

山本「Aちゃんとは面識あったんですか？」

須貝「うん、何回か」

伊沢「須貝さんが父親ね…」

須貝「だから、まぁ…いろいろ迷惑かけるかもしんない…」

伊沢「まぁ、覚悟決めて引き取ったんだろうし、俺らもできることは協力しますよ」

須貝「助かる」

『わっ、危ないよっ…』と山森さんの声が聞こえてドアがゴンっと音を立てた

その数秒後Aの泣き声が聞こえた

慌ててドアを開けるとドアの前で座り込んで泣いてるA

須貝「A、大丈夫か？」

「ひっく…しゅ…ちゃ…」

おでこが少し赤くなってる

こりゃ、ドアに突っ込んだな…

須貝「ごめん、保冷剤ある？」

山本「あ、取ってきますね」

そう言って山本が駆けて行った

山森「ごめんなさい、眠そうだったから寝かせたんですけど、すぐ目を覚まして、急に寂しくなったみたいで須貝さん探してドアに…」

Aは俺を見るなり首に抱きついてきて離れようとしない

怖い夢でも見たかな…

Aの頭を撫でてると『須貝さん』と保冷剤を手にした山本が戻ってきた

須貝「A、ちょっと冷たいぞ」

「…」

薄いタオルに包んだ保冷剤をAのおでこに当てる

須貝「A、俺眠くなっちゃった、一緒に寝よっか？」

「…」

小さくコクっと頷いたAを抱えたまま仮眠室へと向かった