東大王 ページ45
※まだ光ちゃんがいる時の設定です
(渡辺side)
鈴木「はぁっ…可愛い…」
俺も芸能人チームで出演する東大王の収録日
須貝さんは大学の用事で、他のメンバーも面倒が見れないと、俺と伊沢さんと共にテレビ局にやってきたAちゃん
そして、そのAちゃんを連れて東大王チームの楽屋を訪れたのだけれど…
「ひかぅちゃ」
鈴木「可愛い…」
この繰り返し
岡本さんと紀野さんも混ざりたいんだろうけど話しかけるタイミングを伺ってずっとウズウズしてる
そして全体を楽しそうに微笑んで見てる鶴崎さん
鈴木さんはAちゃんにメロメロで膝の上に乗せてAちゃんを見つめてる
でもそれはすぐに崩れることとなる…
『お疲れ様です』と楽屋のドアが開いた瞬間Aちゃんの視線はそっちに向きパァッと顔がさらに明るくなった
「なーくん!」
鈴木さんの膝から飛び降りてドアの方に走っていき声の主の足に抱きつく
伊藤「わっ…びっくりした…」
「なーくん!」
伊藤「ぇ…なに…?」
渡辺「ごめんね、七海くん」
伊沢「テレビで見てる時から七海にメロメロでさ」
伊藤「ぁ…いえ…」
Aちゃんは嬉しそうにニコニコと七海くんを見上げている
鶴崎「Aちゃん」
「ぅ…?」
Aちゃんのそばにしゃがみ込んで目線を合わせた鶴崎さん
鶴崎「嬉しそうなのはいいけど、ちょっと光ちゃんが可哀想かな?」
「ぅ…?」
全員の視線が鈴木さんに向く
渡辺「ぁ…」
伊沢「あらら…」
ものすごく寂しそうに、それはもう魂が抜け落ちたかのような
トコトコと鈴木さんの元に歩いて行ったAちゃんは鈴木さんに手を伸ばした
鈴木「…?」
伊沢「あ、光ちゃん、頭」
鈴木「頭…?」
鈴木さんがAちゃんの手の位置まで頭を下げると…
「いーこ、いーこ」
鈴木さんの頭をふわりと撫でるAちゃん
鈴木「…」
ポンっと鈴木さんの周りに花が咲いたように見える
Aちゃんは再びトコトコと七海くんの元に走っていった
Aちゃんが悲しんでたりするとみんなが頭を撫でるから、悲しんでる人がいたら頭を撫でるってインプットされたんだろうな
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明希(プロフ) - 吹雪鬼さん» ありがとうございます! (2020年9月22日 21時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪鬼(プロフ) - とても好きですっ!!頑張ってください! (2020年9月16日 22時) (レス) id: 7938328c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明希 | 作成日時:2020年9月6日 17時