バレンタイン ページ43
山森「今日、Aちゃん借りますね?」
須貝「え?いいけど…」
山森「よし、Aちゃーん、遊ぼー」
「あそぶー!」
そう言って部屋から出て行った2人
須貝「え、なに?」
福良「別にただ遊ぶだけでしょ?」
渡辺「大丈夫ですよ、山森さんですから」
須貝「うん…」
2人が気になりながらも仕事を始めた
そして夕方、『男共、せいれーつ!』と山森さんとAが部屋に入ってきた
伊沢「え、なに?」
山森「いいから、せいれーつ!」
「れーつ!」
言われた通り横に一列に並んだ
山森「はい」
そう言いながら小さな袋を1人ずつに渡している
伊沢「おぉ、ありがとう」
福良「ありがとう」
河村「今日か」
渡辺「毎年ありがとうございます」
山本「やったー」
その他も何人か貰っていく中、俺の前で止まった
山森「須貝さんは無いです」
須貝「は?なんで?」
なんで俺だけ無いの?
山森「Aちゃん」
「駿ちゃ、これ、」
Aが差し出したのは少し大きめの袋
須貝「Aが作ったの?」
「うん」
須貝「そっか、ありがとう」
屈んでAの頭を撫でた
伊沢「えー、俺もAちゃんから欲しかった…」
河村「ばか…」
山森「伊沢さん、後でちょっと顔借りていいですか?」
伊沢「ぁ…」
伊沢は山森さんに詰め寄られてるし、こうちゃんと山本は早速食べて『美味しい!』と騒いでるし、PコンビはAに『どうやって作ったの?』と話を聞いてるし…
須貝「カオスだな…」
『ま、楽しくていいじゃないですか』と後ろから声をかけてきたのは、乾
その手には食べかけのチョコが握られてる
須貝「お前ももう食べたのか?」
乾「美味しいですよ?須貝さんも食べたらいいじゃないですか」
『もったいなくて食べれない』なんて言えないな…
伊沢「もーらい!」
いつの間にか山森さんから逃げ出してた伊沢に袋を奪われた
須貝「あ、」
「ゃー、ざーくん!め!」
少しの間鬼ごっこをした伊沢とA
伊沢に奪われた袋は福良によってちゃんと俺の手に戻ってきた
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明希(プロフ) - 吹雪鬼さん» ありがとうございます! (2020年9月22日 21時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪鬼(プロフ) - とても好きですっ!!頑張ってください! (2020年9月16日 22時) (レス) id: 7938328c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明希 | 作成日時:2020年9月6日 17時