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お年玉 ページ41

須貝「明けましておめでとう」

伊沢「明けましておめでとうございます」

「おめーと」


みんなに挨拶してまわるA


河村「はい、お年玉」

伊沢「俺もお年玉あるよ」

須貝「は?早くないか?」

渡辺「良いじゃないですか、みんな渡したいんですよ」

須貝「いや…でも…」



『まぁまぁ』とこうちゃんと山本に止められてると…



「駿ちゃ、これ食べていー?」

須貝「は?食べちゃダメだろ」



と振り返るとお金が握られてると思ったAの手の中には沢山の5円チョコ



須貝「は…?」



状況が理解できず固まってると『んー…』と残念そうな顔をするA



須貝「…1個だけな?」

「う、ざーくん、あけてー!」



と伊沢の元に走っていくA



福良「これなら大丈夫でしょ?」

河村「お金だったら須貝さんに突き返されると思って」

須貝「まぁな」



にしても…



須貝「全員5円チョコか?」

河村「僕とこうちゃんと伊沢は5円チョコで被りましたね」



伊沢とこうちゃんと被ったのが気に入らないのか不服そうに言う河村くん



福良「まぁ、俺と山本もお菓子詰め合わせだから似たようなもんですけど」

須貝「お前ら…Aのこと太らせるつもりか?」

河村「どうせ須貝さんが管理するじゃないですか」

須貝「そうだけど…」

福良「あ…」



福良の視線の先に目をやると口の周りにチョコを沢山つけたA

Aは幸せそうに5円チョコを食べていてその隣でニコニコ笑いながら5円チョコの袋を開けてる伊沢



須貝「おい!1個って言っただろうが!」



俺の声にビクッと震えたAはシュッと山本の影に隠れた



須貝「伊沢も何個も何個もやってんじゃねー!」

伊沢「だって美味しそうに食べるからー」



伊沢にガミガミ怒ってるとズボンをツンっと引っ張られた



「駿ちゃ、ごめーね…」

須貝「…」



こいつ…

こうやって謝れば許してもらえると思って…



須貝「今度から俺が1個って言ったら1個だからな?」

「うん」



まぁ、許すんだけど…

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明希(プロフ) - 吹雪鬼さん» ありがとうございます! (2020年9月22日 21時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪鬼(プロフ) - とても好きですっ!!頑張ってください! (2020年9月16日 22時) (レス) id: 7938328c9a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:明希 | 作成日時:2020年9月6日 17時

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