動物園 ページ20
「ほぁ…」
目の前にいる小さなウサギをじーっと見つめふわふわと笑ってるA
「駿ちゃ、うさちゃ!」
須貝「うん、可愛いな?」
そう言いながらスマホのカメラで写真を撮る
Aの目元は少し赤い
というものの、ここにくるまで…
「ゃーっ!」
須貝「大丈夫だってば」
「駿ちゃ、こぁぃー!」
俺の首に抱きついたまま泣き叫ぶA
須貝「Aー、動物園の意味ないじゃん…」
「こあぃの!」
檻の中のライオンが『ガォー』と鳴くと一層強い力で首に抱きついてくる
須貝「Aー…」
「かえるー!」
それで、Aでも大丈夫そうな小動物のところに来た
笑顔になって良かったよ
どっと疲れた…
一通り小動物と触れ合ったAと手を繋いでお土産屋さんに入る
「駿ちゃ、これ、め?」
Aが抱えて顔が隠れるくらい大きなウサギのぬいぐるみを抱えて聞く
須貝「うっ…」
くそ…
可愛いな、おい…
「駿ちゃ…」
須貝「ぁー、買う!買ってやる!」
「ほぁ、あーがと!」
うさぎのぬいぐるみで気を良くしたAを連れてオフィスに帰ってきた
渡辺「あ、おかえりー」
須貝「ただいま」
「だだーま!」
山本「あ、それ可愛い!」
「うさちゃ!」
山本「いいなー、可愛いね!」
「うん!」
こうちゃん、山本と嬉しそうに話してるA
河村「おねだりされたんですか?」
須貝「あんな顔されたら買わないわけにはいかないよ」
福良「甘やかしすぎも良くないですけどね」
須貝「言わないで、分かってるから」
伊沢「それにしても、疲れてないですか?」
須貝「色々あったのよ…」
さっきの出来事をみんなに話すと『よく頑張った』と肩を叩かれた
その後…
「ほぁ…かわいい!」
テレビの動物番組でAが怖がったライオンの映像の後、子どものライオンが映ると、うってかわって『かわいい!』と叫ぶAに苦笑いした
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明希(プロフ) - 吹雪鬼さん» ありがとうございます! (2020年9月22日 21時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪鬼(プロフ) - とても好きですっ!!頑張ってください! (2020年9月16日 22時) (レス) id: 7938328c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明希 | 作成日時:2020年9月6日 17時