テレビ ページ19
「…(ジー)」
須貝「…」
「…(キョロキョロ)」
須貝「っ…ww」
「しゅ…ちゃ…」
須貝「ん?自分で聞きな?」
結構みんなと打ち解けてきたAだけど、テレビ番組の収録など忙しい伊沢とはなかなか距離が詰めれてない
Aが伊沢の元に行きズボンをつんっと引っ張った
「ざ…くん…」
伊沢「ん?どうした?」
「…」
Aが黙ってテレビを指差した
伊沢「ん?」
「ざーくん、ふたり?」
伊沢「ん…?」
Aが指を差す方向を見て『あー…』と納得した伊沢
テレビには伊沢が出演した番組が映ってる
伊沢「えっとね、俺なんだけど…」
「…?」
伊沢「昔の俺」
「…?」
Aは分からないみたいで首を傾げている
伊沢「ちょっとー、須貝さーん」
須貝「なんだよ、いつもの饒舌はどこに行ったよ」
伊沢「Aちゃんに使うのは心が痛む!」
須貝「どの口が言ってんだよ」
「ざーくん?」
伊沢「うっ…えっとね、録画って言って」
「ろくが?」
伊沢「前に撮った映像が流されてるの、だから、俺なんだけど、昔の俺なの」
「んー、わかった!」
伊沢はホッとしたんだけど、それから…
「ざーくん!ざーくん!」
しばらく、伊沢がテレビに映るたびにAの『ざーくん!』攻撃が続いた
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明希(プロフ) - 吹雪鬼さん» ありがとうございます! (2020年9月22日 21時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪鬼(プロフ) - とても好きですっ!!頑張ってください! (2020年9月16日 22時) (レス) id: 7938328c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明希 | 作成日時:2020年9月6日 17時