キミと過ごした日々

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(福良side)


須貝「ありがとうな、福良」



泣き疲れて眠ってしまったAを抱えた須貝さんとオフィスに戻る



福良「いえ、すみません、ちゃんと見とかなきゃいけなかったのに…」

須貝「いや、それは俺もだからさ…気づいてくれてありがとうな」

福良「はい」

須貝「はぁ…まだまだ親とは言えねーな…」

福良「これからですよ」

須貝「…」

福良「これから、Aと一緒に須貝さんも親として成長していくんですよ」

須貝「…そうだな」

福良「俺らも手伝います」

須貝「ありがとう」



オフィスに着くとみんなが玄関まで迎えにきた



渡辺「須貝さん！福良さん！」

福良「シー」

渡辺「あ、すみません」

伊沢「良かった、見つかって…」

須貝「ごめんな、迷惑かけて」

山本「いえ、僕らも何もできなかったから…」

伊沢「これから少し考えます」

須貝「え？」

伊沢「全員が仕事で慌てなくていいようにと、ちゃんとAの面倒を見れる人を1人は付けます」

須貝「あぁ、ありがとう」

山上「布団、用意できましたよ」

須貝「ありがとう」



それから…



「ふーくん、ぱたぱた？」

福良「ううん、大丈夫だよ、パズルする？」

「うん」



少しずつAが俺たちに甘えてくるようになった

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