夢 ページ13
須貝「んん…」
夜中目が覚めてAの方を見ると閉じたままのその目から涙が溢れていた
須貝「A…?」
「ま…ま…」
須貝「…」
「ひっく…ぱぱ…」
須貝「A」
いくら俺に懐いていたって、両親が恋しいに決まってる…
何も出来ない自分がもどかしい…
そっと抱きしめて頭を撫でる
「ん…しゅ…ちゃ…」
顔を覗き込むと潤んだ目で俺を見上げている
須貝「起きた?」
「ん…」
須貝「大丈夫だよ」
落ち着かせるようにぽんぽんと背中を叩く
「ん…しゅ…ちゃ…」
一定のリズムで背中を叩いていると『スー…』と寝息が聞こえてきた
その顔は心なしかさっきより穏やかに見える
今度は楽しい夢を見れるといいな…
そう願いながら俺も目を瞑り眠った
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明希(プロフ) - 吹雪鬼さん» ありがとうございます! (2020年9月22日 21時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪鬼(プロフ) - とても好きですっ!!頑張ってください! (2020年9月16日 22時) (レス) id: 7938328c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明希 | 作成日時:2020年9月6日 17時