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須貝「んん…」



夜中目が覚めてAの方を見ると閉じたままのその目から涙が溢れていた




須貝「A…?」

「ま…ま…」

須貝「…」

「ひっく…ぱぱ…」

須貝「A」



いくら俺に懐いていたって、両親が恋しいに決まってる…
何も出来ない自分がもどかしい…

そっと抱きしめて頭を撫でる




「ん…しゅ…ちゃ…」





顔を覗き込むと潤んだ目で俺を見上げている




須貝「起きた?」

「ん…」

須貝「大丈夫だよ」




落ち着かせるようにぽんぽんと背中を叩く




「ん…しゅ…ちゃ…」




一定のリズムで背中を叩いていると『スー…』と寝息が聞こえてきた

その顔は心なしかさっきより穏やかに見える



今度は楽しい夢を見れるといいな…



そう願いながら俺も目を瞑り眠った

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明希(プロフ) - 吹雪鬼さん» ありがとうございます! (2020年9月22日 21時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪鬼(プロフ) - とても好きですっ!!頑張ってください! (2020年9月16日 22時) (レス) id: 7938328c9a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:明希 | 作成日時:2020年9月6日 17時

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