安倉丸

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相変わらず仕事終わりに劇場直行して、いつもの待ち場所に行くとユリちゃんが。

ミワちゃんは気まぐれやから、いる時といん時があってユリちゃんと2人になる事も多い。


『お待たせ！大倉君は？会えた？』


私は時間の都合上、入り待ちは休日しか無理やけど、ユリちゃんは間に合う時もあるから1人でも待ちしてはる。


ユ「まだぁ。でも今日はもういいかな？」

『何でよ！待ってよ？大倉君もユリちゃんいた方が嬉しいて！』

ユ「ありがとう。じゃあ10分だけ。今日は満足したし。ま、帰りでも会えるやろ。」

『満足？何かあったん？』

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