キ.ヨさんに◯◯してみた！【実.況.者】

キヨさんに甘えてみた。女の子の日。 ページ39

｢う…｣


昨日から女の子の日なのですが、私は特に2日目が痛む。

ベットから起き上がり、真っ先にトイレに向い落ちつかせる。


落ちついてトイレから出て、ソファに腰を下ろしてお腹を擦る。


｢…あれ、朝ごはん作んないの？｣

｢あ、キヨ…起こしちゃったね｣

｢ん、大丈夫｣


いつもキヨが起きる頃には朝ごはんを作っている為、珍しいと言わんばかりに見てくる。

しかしお腹を擦る私を見てキヨは察した。


｢お腹大丈夫！？｣

｢え、いや、大丈夫だから！今から朝ごはん作るね！｣

｢…いや｣

｢…ん？｣


立ち上がろうとした時、肩に手を置かれる。


｢俺が作る！！｣

｢え｣

｢Aの代わりに俺がつくってやるよ！｣

｢いいの…？料理作れる？｣

｢俺を誰だと思ってんだよ！｣

｢…(過去のパンケーキ動画を思い出す)｣

｢何食いたい！？｣

｢…目玉焼き｣

｢オッケー☆(裏声)｣


ローラさんのモノマネ(笑)をして、キッチンに向かうキヨ。

後ろ姿がこんなに不安な男がいるのだろうか。


…叫び声が聞こえたのは気の所為にしとこう。



｢…美味しかったか！？｣

｢うん、美味しかったよ｣


少々形が歪だが、上手くできてると思う。


｢今痛い？｣

｢ちょっとね｣


そう言うとキヨはカーペットの上に座り、脚の間の床をバンバンと叩く。


｢座れと？｣

｢そーです｣


恐る恐る座ると、後ろから抱きしめられてお腹を擦られる。

その手つきが優しくて嬉しかった。


｢え、いいよ！｣

｢いいのいいのー｣

｢…ありがと｣

｢どういたしまして｣



暖かくて気づいたら寝てしまっていた。

目を覚ますとベットで寝ていた。





寝る前のキヨの優しい笑顔を思い出して頬が緩んだのは秘密だ。

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