送られてきた写真 ページ7
キヨside
満腹になった俺たちは食後のデザートを買いにコンビニに寄った。
Aちゃんはルンルンしながらアイスのコーナーに一直線。
キ「だいぶ寒いけど、アイス食べんのー？」
A「うん！暖かい部屋で食べるアイスがいいじゃん！」
キ「じゃあ俺もアイス食べる〜。」
Aちゃんと味違いのアイスを買い、暗い帰り道を手を繋いで歩く。
自然と手を繋ぐようになった俺たち。
まあキスも出来るようになったし、かなりの進歩だろう。
……その先はまだ出来ねぇわ。
俺はいいんだけど、Aちゃんがそんな気ないっていうか、その知識がどこまであるかもわかんねぇし。
まだ待て状態だな。
A「もう11月も終わりか〜。」
キ「はえーよな。あっという間に1年終わっちゃう。」
A「そうだね。キヨくんは北海道帰るの？」
キ「Aちゃんも一緒に帰ろうかなって思ってる。…紹介したいし。」
A「あ、え、私を…？」
キ「うん。嫌？」
ものすごい勢いで首を横に振って「ちゃんとしなきゃね」と気合を入れている。
そんなAちゃんを可愛いなと見ていると、メッセージの通知音がなった。
キ「ん？」
A「今のはキヨくんの携帯だよ。」
キ「俺か。……へ？」
携帯を見ると、最俺のグループLINE。
フジ、ヒラ、こーすけそれぞれから俺の可愛い彼女の写真が送られてきていた。
その後にメッセージが。
フ「あ、ごめん、送り先間違えた」
ヒ「フジが送ったから俺も流されちゃった」
こ「いや、まじか。普通にミスったわ。」
なんだなんだ。
なんでこいつらがAちゃんの写真持ってんの？撮ってんの？
今度はAちゃんの携帯の通知音が鳴った。
まさか？
A「あぁ笑 ありがとうございますっと。」
キ「ねぇ。もしかしてフジ達？」
A「え？うん、そうだよ。」
キ「Aちゃんの写真？」
A「えーっと、そう、だよ。」
キ「なんでこいつらが写真持ってんの！？」
A「きょ、今日の写真で、私が頼んだの！」
キ「すぐ消させる。」
A「なんでキヨくんが知ってるの？」
キ「ほら。」
最俺のグループを見せると、Aちゃんの顔が一気に青ざめていく。
A「キヨくん、それは見なかったことにしてください…。」
見るからに焦っているAちゃんをちょっとからかってやろうとイタズラ心が出てきた。
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ゑぬ(プロフ) - り なさん» コメントありがとうございます😭 １から読んでくださって感謝でしかないです🙇♀️ 読者の方のおかげで完走出来ました！ ありがとうございました🙇♀️ (10月31日 15時) (
レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
り な(プロフ) - シリーズ1から読んでいて二人が幸せになって良かったです。完走おめでとうございます！！ (10月31日 13時) (レス) @page50 id: 916a2c7fc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゑぬ | 作成日時：2022年7月23日 21時
