君と過ごせればそれだけで ページ48
Aside
6月8日。
グッズ販売の日。
そして、私の誕生日。
キ「誕生日おめでとう。」
目を覚ますと同時にキヨくんからのおめでとうを貰う。
これだけで幸せだ。
A「…今年もおめでとうをくれてありがとう。」
キ「当たり前っしょ。ほら、お出かけ行こ。」
A「うん!」
ゆっくりめに準備をして、お昼頃に家を出た。
どこに行くのかは全く聞いてないけど、キヨくんに任せておけば間違いないから、敢えて聞かない。
キ「まずは昼飯な。ここ、すげー美味いから。」
と、パンケーキ屋さんに連れてこられた。
まさか過ぎてびっくりしちゃった笑
A「…なんか、無理してない?」
キ「…へ?」
A「本当は初めてなんでしょ?ここ来るの。」
キ「…ノーコメントで。」
調べて勇気出して連れてきてくれたのかな。
なんにせよ、君と過ごせればそれだけで私は幸せで。
キ「…可愛いお店調べてたの知ってるしさ、行きたいんだろうなって。」
A「言ってたもんね笑 パンケーキすっごい美味しいよ!キヨくんと来れて良かった。」
キ「それなら良かった。」
ほっとしたような顔で笑うから、私もつられて笑う。
甘くてふわふわした時間を過ごした。
パンケーキのあとは、アウトレットへ。
ウインドウショッピングをしたり、気になったお店に入ってみたり。
キ「これ!絶対似合うから!買っていい!?」
A「んーいいけど、そんなに?」
キ「俺のセンスは間違ってないのよ。」
A「確かにね?じゃあいいよ〜!」
謎の自信に圧倒されて、ワンコーデ分をお買い上げ。
キヨくん楽しそうやし、今度着てあげよう。
スイーツ食べたり、雑貨見たり、プリクラ撮ったり笑
一通り楽しんで、陽が傾いてきた頃。
キ「じゃ、そろそろ最後の場所行くかー。」
A「どこー?」
キ「んー?内緒ー。」
A「それもそっか。今日は全部キヨくんセレクトやもんね!最後までお任せします。」
キ「任せなさい!」
最後の場所。
どこなんだろう。
どこでもいいんだけどね。
キヨくんが運転して、私がその隣に座って。
いつまでも君の隣で笑いあえたら、私はそれで十分だよ。
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ゑぬ(プロフ) - り なさん» コメントありがとうございます😭 1から読んでくださって感謝でしかないです🙇♀️ 読者の方のおかげで完走出来ました! ありがとうございました🙇♀️ (10月31日 15時) (レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
り な(プロフ) - シリーズ1から読んでいて二人が幸せになって良かったです。完走おめでとうございます!! (10月31日 13時) (レス) @page50 id: 916a2c7fc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゑぬ | 作成日時:2022年7月23日 21時