inTOKYOドーム4 ページ46
Aside
キヨくん達と別れた後、
指定された席へお母さんとお兄さんと移動する。
場所はメインステージがよく見える所。
席につき、周りを見渡すと沢山のペンライトやうちわが目に入る。
みんな、TOP4との時間を楽しみたくて、1番いい自分で参加したくて、いっぱい準備に時間をかけたのだろうなとなんだか嬉しくなる。
キヨくんの事は自分の事のように嬉しく思う。
イベントが始まり、
メンバーが登場すると、
会場は黄色い声援で溢れた。
キ「東キヨドームですねえ!」
「「「フ〜!」」」
キヨくん渾身のボケに会場が盛り上がってしまい、打ち合わせをしてもう1回。
ステージにいても、笑いに関して手を抜かない所が、普段のキヨくんらしい。
普段、一緒に遊んでもらったり
とても良くしていただいているTOP4の皆さんが
ステージの上でキラキラと輝いて見えた。
何も変わらないテンションで
いつもと同じようにゲームで遊んで、
それがすごくすごく楽しそうで、かっこよくて、
誇りに思えた。
歌パートに入り
大きなきよねこ気球で再登場したキヨくん。
下にいる私の事なんて見えてないだろうなと思いつつ作ってきたうちわを持ってささやかなアピールをする。
キ「!」
あまり見えないけど、目が合った気がした。
手をブンブン振ってるし、気づいてくれたのかもしれない。
私も笑顔で手を振った。
キヨくんはいつも『笑顔にするから』と言ってくれるけど、私はキヨくんと一緒の時を過ごせてるだけ暖かくなれる。
そばにいられるだけで、幸せになれる。
キヨくんの笑顔を見れるだけで、自然と私も笑顔になれるから。
あまり、気負い過ぎないでほしいな。
帰ったらちゃんと言おう。
「沢山の笑顔と幸せをいつもありがとう」って。
イベントが終わり、楽屋へ向かう。
キ「Aちゃん!どうだった!?」
A「すっごく良かったよ!遠いところから気づいてくれてありがとう!」
キ「当たり前。Aちゃんの所だけ光ってた。」
A「そんなわけないでしょ笑」
レ「俺も手振ってたやろ?」
A「皆さん私にファンサービスし過ぎです笑」
ガ「見えたからついね笑」
牛「嬉しかっただろ〜?」
キ「Aちゃんへのファンサービスは俺だけでいいのよ。何しちゃってくれてんの。」
終わってからも疲れがあまり見えない4人。
ステージから溢れそうな程に笑顔を貰ったから、私も何かお返しがしたいと思った。
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ゑぬ(プロフ) - り なさん» コメントありがとうございます😭 1から読んでくださって感謝でしかないです🙇♀️ 読者の方のおかげで完走出来ました! ありがとうございました🙇♀️ (10月31日 15時) (レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
り な(プロフ) - シリーズ1から読んでいて二人が幸せになって良かったです。完走おめでとうございます!! (10月31日 13時) (レス) @page50 id: 916a2c7fc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゑぬ | 作成日時:2022年7月23日 21時