inTOKYOドーム3 ページ45
キヨside
みんなに家族を紹介していたら、
PPが勝手にAちゃんに挨拶していた。
AちゃんもPPの存在は知っていて、
俺とのマリカ実況は絶対見てるし、配信も見たりしている。
PP「キヨくん全然Aちゃんの話してくれないから会えて良かった！」
A「私もです！いつも配信も動画も見てます！」
PP「ありがとう！」
PPとニコニコ話すAちゃん。
癒される。
A「良ければ、私とも仲良くしてください！」
PP「もちろん！キヨくんと3人で今度ご飯行こう！」
A「ぜひ！」
フレンドリーなPPが早速ご飯に誘ったところでいてもたってもいられなくなり、つい声をかけてしまった。
キ「何2人で盛り上がってんの。」
牛ガレ「嫉妬だ。」
キ「そんなんじゃねーし！」
ニヤニヤしながら見てくる3人。
母さんと兄ちゃんまでニヤニヤしている。
そんなこんなであっという間に時間が過ぎ、いよいよ本番直前。
A「じゃあ、席に行くね。」
キ「うん。絶対見つけて手振るからさ、手振り返してね？」
A「分かった！見つけやすいようにうちわ作ってきたから、これ見つけてね！」
見るとそこには
『キヨくん大好き』の文字が貼られたうちわ。
キ「可愛いっ。」
A「でしょ〜。これで他のファンの子達にも負けないよね？」
キ「当たり前。うちわも可愛いけど、これ作ったAちゃんが一番可愛い。」
A「…ほ、ほら！みんな行っちゃうよ！？」
顔を真っ赤にして話を逸らすから、
余計に可愛くて俺はぎゅっと抱き締めた。
A「キ、キヨくん！？見られてるから！」
キ「うん。もうちょっとだけ。」
俺がそう言うと、腕を背中に回して、ちょっと背伸びしながら小さな手で背中をさすってくれた。
A「無事に成功しますように。キヨくんが沢山の人に笑顔を届けられますように。」
キ「ありがとう。成功させてくる。Aちゃんの事も笑顔でいっぱいにするから、楽しんで行ってね。」
安心する声と手の温度に元気をもらい、
「じゃ！」と手をあげて俺たちは舞台袖に移動した。
牛「どこでもイチャつくよな。」
レ「ほんまに勘弁してほしいわ。」
ガ「もー、Aちゃんにキヨ甘やかしすぎちゃダメって言わないとね。」
キ「俺だけの特権だからいいっしょ？よしっ元気100倍！」
レ「アンパンマンかよ。」
俺たちで最高のステージにするぞ。
Aちゃん、見ててね。
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ゑぬ(プロフ) - り なさん» コメントありがとうございます😭 １から読んでくださって感謝でしかないです🙇♀️ 読者の方のおかげで完走出来ました！ ありがとうございました🙇♀️ (10月31日 15時) (
レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
り な(プロフ) - シリーズ1から読んでいて二人が幸せになって良かったです。完走おめでとうございます！！ (10月31日 13時) (レス) @page50 id: 916a2c7fc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゑぬ | 作成日時：2022年7月23日 21時
