いい匂いにつれられて ページ39
キヨside
俺たちの日常は緩く、それでも確実に日々が過ぎていた。
変わったことは週に一回、一緒にお風呂に入るようになった。
今ではかなり2人とも慣れて、
洗いあいっこをするぐらいになった。
まぁ、その先はまだなんだけど。
これは俺が我慢するしかないと思っている。
というか、ここまで我慢してきたんだから
今更どんなタイミングでも変わらない気がする。
この日も相変わらず俺は実況を遅くまで撮っていた。
キ「…寝るか。」
Aちゃんを起こさないようにゆっくり洗面所に向かおうと自室の扉を開くと、何やらいい香りがしてくる。
耳を澄ますと、Aちゃんが1人で喋っている声が聞こえてくる。
A「完成！あとは明日渡すだけ！私流のレシピ載せとくので、皆さんもぜひ作ってみてくださいね〜。以上、猫でした！バイバーイ！」
カメラの録画を止める音が聞こえたのを確認して、声をかける。
キ「Aちゃん、何してんの？」
A「わぁ！？…実況、終わったの？」
キ「ん。今日は早めに終わった。動画撮ってたの？」
A「そ、そう！ちょっと料理動画撮ってた！」
キ「へ〜。めっちゃ甘い匂いする。…チョコ？」
A「あ、えーと、チョコ使ったスイーツなんだけど、明日まで見ちゃダメ！」
そう言うと、そそくさと冷蔵庫の中に何かを入れてしまった。
キ「えー、なんでさー。」
A「なんでも！！ほら！私ももう寝るから、一緒に寝よ！」
キ「んー、わかった。明日見ていいんだよね？」
A「明日ならいい！あ、私明日はバイト休みだから、ちょっとお出かけ行かない？」
キ「いいよー。どこ行きたい？」
A「えっとね、ポケモンセンター行きたい！」
キ「わかった笑 行こっか。」
A「そうていがいとやまだほげおいるかなー？」
目をキラキラさせて、いかにもワクワクと言った様子。
この名前が出るってのは相当俺のポケモン実況見てんだなっていうことで。
Aちゃん自身も実況してるポケモンにどハマり。
急なポケセンデートが決まり、冷蔵庫の中が気になるものの、その日は2人で一緒に眠りについた。
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私が好きなポケモンがそうていがい(エレズン)なので、主人公ちゃんの好きなポケモンにしちゃいました笑
ポケモン実況大好きだったので、DLC期待してるんですけどね、、、😢
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ゑぬ(プロフ) - り なさん» コメントありがとうございます😭 １から読んでくださって感謝でしかないです🙇♀️ 読者の方のおかげで完走出来ました！ ありがとうございました🙇♀️ (10月31日 15時) (
レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
り な(プロフ) - シリーズ1から読んでいて二人が幸せになって良かったです。完走おめでとうございます！！ (10月31日 13時) (レス) @page50 id: 916a2c7fc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゑぬ | 作成日時：2022年7月23日 21時
