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俺も緊張してるよ? ページ37

キヨside


A「や、やっぱ無理!!!」

キ「お、俺も緊張してるよ?けどさ、やっぱ、ちょっとずつさ、その、付き合ってるんだからさ、えと、」


一度はうんと返事した彼女が赤面しながら拒否してくる。
俺も寝ぼけながら言っちゃったから、手首を掴んだまま必死に説得する。


A「…そ、そんなに見ないんだったら、仕方ないから、いいよ…。うんって言っちゃったもんね…。」


やっとその返事が聞けたのは説得してから5分後だった。
でもこれで少し、先に進める。
よし。


キ「み、見ないから!大丈夫!安心して!」


俺だって今までそんなにこういう経験がないから、やっぱりめちゃくちゃドキドキする。
でも俺は進みたいから。




先にAちゃんが入って湯船に浸かってるところに俺が入ることに。


キ「…もう浸かった?」

A「う、うん。」

キ「し、失礼、しまーす。」


恐る恐る入ると湯船にちょこんと座っている彼女が。
普通に可愛すぎる。
早く洗って俺も浸かろう。


キ「俺、先洗うから何か話そっか。」

A「うん。こっちは見ないでね。」

キ「わかったわかった。」


それからは何気ない普段のバイトの話とか、打ち合わせの話とか、実況の話とか。
いろんな話をしているとだんだん空気が緩んできて、湯船の中のAちゃんに目を合わせて話していると、


A「…」

キ「ん?どうした?」

A「…見てる!!」

キ「…見てた。いや、マジで、めっちゃ可愛いから、もっと見せてって気持ち…なんだけど…?」


そのままの流れでシャワーを止めて湯船に浸かる。
Aちゃんと対面で腰をおろすと、Aちゃんは視線を真っ赤な顔で逸らす。


キ「…Aちゃんも見てんじゃーん。えっ ち。」

A「そんなんじゃ!…ない…。私も、洗うから、見ないでね…。」

キ「それはわかんない。」

A「なんでよ!!!」


プンプンと音がなりそうな怒り方もまた可愛くて、俺は結局Aちゃんが洗っている間もずっと見てしまった。



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いつも読んでいただきありがとうございます!
ほんと亀更新ですみません。
もう少しお風呂の話続けます!
いつになるかはわかりません笑
こんなノロマやのに読んでくださるのがほんまに嬉しさと感謝です!
今回も読んでいただいてありがとうございました!

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設定タグ:キヨ , 最終兵器俺達 , TOP4   
作品ジャンル:恋愛
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ゑぬ(プロフ) - り なさん» コメントありがとうございます😭 1から読んでくださって感謝でしかないです🙇‍♀️ 読者の方のおかげで完走出来ました! ありがとうございました🙇‍♀️ (10月31日 15時) (レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
り な(プロフ) - シリーズ1から読んでいて二人が幸せになって良かったです。完走おめでとうございます!! (10月31日 13時) (レス) @page50 id: 916a2c7fc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゑぬ | 作成日時:2022年7月23日 21時

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