悪い子ですね ページ31
キヨside
A「お風呂、ありがとうございました。」
母「ちゃんとゆっくり休めたかしら?」
A「はい!もうかなりゆっくりしちゃいました…長風呂ですみません。」
父「ゆっくり休めたなら良かったよ。」
母「次あんた入って来なさい。」
キ「んー。」
俺が居なくてもAちゃんはかなりリラックスしているみたいで。
父さんも母さんも気に入ってくれて良かった。
A「キヨくんも、ゆっくりしてきてね!疲れてると思うし。」
キ「お気遣いどーも。でも、早くAちゃんと2人で遊びたいから、すぐ上がってくるわ。」
A「わかった笑」
ニコッと笑いながら、頷く。
可愛い。
お風呂上がりでほわほわしてるのも相まって、いつも以上に可愛い。
早急にお風呂から上がり、リビングに行くとAちゃんの姿はなく。
母「Aちゃんなら部屋に行ったわよ。私が、部屋面白いものあるかもって言ったら探してきます!ってるんるんで上がって行ったわ笑」
キ「ちょっと、変なことばっかAちゃんに言わないでって。俺も上がるから!」
父「程々にしとけよ〜。」
キ「そんなんじゃないわ!」
父さんがそんなこと言わなくても、俺の理性はちゃんと制御するって決めてんだわ。
階段を上がって自分の部屋に入ると、ゴソゴソとAちゃんが本棚を漁っていた。
キ「なーにしてんの。」
A「うわぁ!びっくりした!」
キ「悪い子ですね。」
A「へへ。漫画とゲームいっぱいだなぁって。」
キ「そうなんだよね。ほんとに家出る前のままだからね。」
物珍しそうに昔のゲーム機を物色している。
変なものとか特にないはずだけど、少し冷や冷やする。
A「ん!」
キ「な、何?」
A「金髪のキヨくんだ!」
キ「う、うわぁ。黒歴史じゃん。」
A「えー?かっこいいよ?金髪メガネスーツも似合ってる。」
キ「みんなの記憶から消えてほしい姿なのよそれ。」
A「絶対消えないよ笑 インパクト凄すぎるもん。…持って帰ってもいい?」
相当気に入ったらしい。
恥ずかしいけど、ダメとも言えず。
キ「仕方ないなぁ。いいよ。誰にも見せないでよ!?」
A「うん!私のお守り代わり!ありがとうキヨくん。」
そう言って、Aちゃんはスケジュール帳に俺の写真を挟んだ。
191人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「キヨ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゑぬ(プロフ) - り なさん» コメントありがとうございます😭 1から読んでくださって感謝でしかないです🙇♀️ 読者の方のおかげで完走出来ました! ありがとうございました🙇♀️ (10月31日 15時) (レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
り な(プロフ) - シリーズ1から読んでいて二人が幸せになって良かったです。完走おめでとうございます!! (10月31日 13時) (レス) @page50 id: 916a2c7fc4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゑぬ | 作成日時:2022年7月23日 21時