原石の姫と雪男たち (ページ6)

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慎「大丈夫ー？」

なかなか起き上がらないAに違和感を感じたみんな

樹「A！！！」

駆け寄った樹が体を起こすと阿部がAのおでこを触った

阿「大丈夫じゃないじゃん、すごい熱、、」

照「医務室の人呼んでくる」

舘「俺も行く」

佐「とりあえず汗拭いてあげないと」

深「A、大丈夫？返事して、？」

その場にいた慎太郎、樹、こーちも顔は青ざめてて

レッスンで疲れてるはずなのに意味わかんないくらいの速さで医務室まで走った照と涼太も

冷静なフリして内心焦りまくってる阿部やふっか

さっきまでイキイキと踊ってた佐久間ですら真っ青になってた

俺は呆然と立ち尽くすことしかできなくて、目の前で起きてることが理解できなかった

Aが担架で医務室まで運ばれたあと座り込む樹たちがいつもより数倍小さく見えた

振付師「ストレスと疲労による発熱だってさ」

照「そんなに忙しいの、？来週で舞台千秋楽だよね」

慎「舞台は終わるんだけどその次の日から映画の撮影で…」

しかもその映画はけっこう緊張感のある撮影現場でその緊張やプレッシャーで押しつぶされそうって珍しく弱音を吐いていたと慎太郎は目を潤ませながら言った

樹「なんかあったら、、俺らどうしたら、、」

高「大丈夫、Aなら」

その他にもJr．としての仕事、プライベートではまだ高校生で学校にも通ってた

振付師「とりあえず今日は解散しよ、お母様が迎えに来てくれるみたいだから」

その日はみんなの精神的な問題もあって解散した