検索窓
今日:10 hit、昨日:42 hit、合計:263,897 hit

絶対言えない ページ42

目黒











「目黒ってほんとスペック高いよねー」











お酒が入るといつもそう言うAちゃん















目「なんかそれ、言われすぎて嬉しくなくなってきました」














Aちゃんと久しぶりにサシでご飯




康二かラウールかしょっぴーがついてくるからなかなか2人で行けなかった。










いつもしっかりしてるのに、




お酒入るとフワッとした雰囲気になって可愛さは倍増する。



















昔は正直好きだった。







アピールだってしたし気持ちを伝える寸前までいってた。
















けどふと冷静に考えたら







今の俺でこの人のことを支えられるのか、守れるのか






考えたら無理かもしれないと思って気持ちを押さえ込んだ。














初めて気持ちを伝えずに諦めた恋だった。















そんなこともちろん本人は知らず
















「目黒〜ジントニック〜」













掘り炬燵の中で俺の脚を挟むAちゃん














目「飲みすぎ」






「明日休みだからいいもん」






目「寝ないでね。すみません、ジントニックとレモンサワーお願いします。」










なんだかんだ俺はAちゃんに甘いからよくSixTONESの皆さんに怒られるんだよね。



















「私ね、たまに出る目黒のタメ口ちょっとキュンってくるの〜」












そんなこと言ってヘラヘラ〜っと笑うもんだから閉じ込めてた思いが溢れそうになる。



















目「なんすかそれ、」


















そんな思いに気づかないふりをしてみても



















「へへ、目黒の彼女になれる人は幸せだろうなぁ」















諦めたはずなのにあの感情がまた顔を出す。



















目「幸せにするよ」


















「ん?」


















目「俺の彼女になったら」



















「ムリムリムリ、やっぱムリー?」




目「カラオケ行きます?」




「え!行く!」



















君の彼氏になりたいとか、




絶対言えない。

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (148 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
677人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めかぶ | 作成日時:2022年9月15日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。