六十五話 ページ3
うらたside
坂『うらさーん…なんか目ぼしいもんあった?』
紙の束が詰め込まれた小さな複数の棚を開けてガサガサとあさっていく。
う『んー…あっ…なんか薬の調合図見つけた。』
坂『え!?嘘やろナイスやうらさん!!』
二つ隣の坂田が走ってこっちに来る。
う『…んっ、俺こういうの読むの苦手だから見てよ…看護師希望の坂田。』
坂『……あぁ、うん。
うらさん…』
聞こえた声が、なんとなくだけど暗い気がして下を向いた顔を上げて坂田の方を見る。
う『どした?』
坂『俺、俺看護師になれるんかな…人間、、、戻れるんかな…』
う『……バーカ…
だから此処まで来たんだろうが…俺だって声優の夢を諦めた訳じゃない。早く戻ってカラオケ行かね?w』
坂『!?、プッwwうらさんヤバない?今言うそれ。』
三人の中でも一番仲の良い坂田はアホだし直ぐにネガティブになったりテンション可笑しくなったり…
俺が支えてやらねぇと。
う『はぁい…ならこれの解読宜しく。』
坂『いえっさー!!』
う、坂『(久しぶりに、人間になれた気がする)。』
ラッキーアイテム
革ベルト
956人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みさき - センラさん落ちいつでも待ちますよ!! (2021年4月4日 23時) (レス) id: c53ef8eb9c (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2019年12月7日 21時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
アゾナ - 栗鼠ラ02さん» ありがとうございますm(_ _)m (2019年7月12日 23時) (レス) id: d50cd704ae (このIDを非表示/違反報告)
栗鼠ラ02 - アゾナさん» 了解です。 (2019年7月12日 23時) (携帯から) (レス) id: d686199489 (このIDを非表示/違反報告)
アゾナ - 栗鼠ラ02さん» ミニキャラの坂田さんの方をお願いします (2019年7月12日 23時) (レス) id: d50cd704ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:栗鼠ラ02 | 作成日時:2019年5月28日 23時