お前らまじで目覚ませや【鬼滅の刃】

目覚ませ　拾陸 ページ23

炭治郎side



もう、あんな悲しい最後は見たくない、


どうにか、しなくちゃいけない

待て、






俺に、何ができる？


治療法は、好きな人両思いになる事。



いや、できるできないじゃない、




やるしか、ないんだｯ


大丈夫だ炭治郎、

俺ならできる....


今度こそ、救ってみせるｯ....





炭治郎side終了

黒蝶side



紅「人を喰って生きなければならない。鬼はそんな生き物なんです。
本当は、喰べたくもないのに、殺したくないのに、
そんな"人"に可哀想という感情を抱けないなんて、
可哀想な人」

産「恋歌....」

紅「数々の無礼、お許し下さいお館様。
ですが私は、こんな事見過ごせる方心優しき人間ではありません。」ｽｯ


そう言ってAのもとへ、いや、不死川さんのもとへ歩いていく




なんで、この子は....



なんで、なんで....




不「紅華ァ....てめぇも、Aも、一体どうゆうつもりだァ？」

『禰豆子、ちゃんが人を喰わないという証明はもちろん、みんなの考えを直すためだよ』

不「考えを直すゥ？....はっ、冗談もほどほどにしやがれ！！」




....不死川さんは、鬼を相当嫌ってる

そんな人に説得？



難しいどころか、可能性なんてほとんど無いに等しいのに




産「実弥、恋歌、A。少し落ち着いて聞いてくれるかい？」

不・紅『！！』

産「....恋歌やAの考えもわかるけれど、この場で人を喰わないという証明が出来ずに終わってしまうと、今後困ってしまうのは禰豆子なんだ。」

紅『ｯ....』

産「....今、どう言った状況か教えてくれるかい？」

「はい。不死川様が、血だらけの腕を鬼の女の子の目の前に差し出しており、白蝶様と紅華様が仲裁に入ろうとしている状態でございます。」




仲裁....なのかな

わかんないや



そんなことどうでもいい、

隊律違反を犯した男の子も、鬼の女の子さえもどうでもいい。



私は、恋歌が気に入らない。




Aは見てないけど、

恋歌は、見たよね？







なんで二人は、









"気付かなかったの？"



私達、仲良かったじゃん


幼馴染じゃん






どうして....


どうして、なの？









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