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30** ページ31

Side Tamamori





目を覚ましたら、北山さんが真横で寝ていた。



…え?


俺北山さんと一緒に寝たの?





「え……」




キョロキョロしてたからか隣で目を開けた北山さん。






なんとなくだけど…


目つきがさっきと違う……?






「ああ、起きた?」


「あ、うん…」


「うんじゃない、はいって言えよ」


「えっ、」






…起きたら北山さんは豹変していた。


これが俗に言うトラップってやつか…?





さっきまでは優しそうな感じの北山さんが、


すごい怖そうな感じに変わった。





俺の熱ももう下がったらしく、


色んなことをグルグル考え始めた。





「なんで、」


「なんで?なんででもだよ」


「っごめん、帰る、助けてくれてありがとう」





俺の危機管理アラートが悲鳴をあげる。


……このままじゃヤバい。




帰らないと。


宮田のところに、


帰らないと……っ






起き上がろうとしたけどできなかった。


北山さんが俺に馬乗りになり、


俺の手首を掴んで離さなかった。






「き…北山さん」


「お前気付かなかったの?そんなおめでたいからファントムも上手くこなせねえんだよ」


「なんでそれ…!」





なんで知ってるんだ?





焦って見上げた俺の真上にいる北山さんの顔が、


面接の時に俺の隣にいたあの不言実行の奴の顔と重なった。





「あ……」


「やっと?やっと気付いた?まあいいや」


「えっ…あ!やめろ!!」







北山さんの片手が、


俺の手首から離れて腹をつたって下の方にいくのを感じた。







でもなんで……






からだがあつい………っ






「な、んで、」


「お前知らねえ奴からもらった水とか簡単に飲むなよなァ」


「媚、薬?」


「ったりめーだろ」


「…あっ、んっ、」






北山さんの冷たい手が、俺自身に触れる。


力の抜けた俺は何もできない。





ずっと欲を溜め続けた俺自身は簡単に質量を増していた。


そのまま北山さんは無表情にソレを扱き続ける。





「うっあっあっああっ…やめっ…やめろ!!」


「俺が宮田だったらよかったな、変態」





いつの間にか脱がされた下着はどこかに消え、


彼は指を俺の後ろに入れて回した。





「やめ…っ、ん、ん、うあああああ!!」





俺には何もわからなかった。


ただ身体が熱くて、


強引に犯 されるあまりの快感が最高だった。




「うわ、まじで後ろでイケるんだ」


「はっ…んっあっ……イく…あああ!」

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 宮玉 , ノンリアル   
作品ジャンル:タレント
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ほか - 最新話まで一気に読ませていただきました(^^)りんごさんのペースでよいので是非この先を更新してほしいです!楽しみにしております! (2021年9月4日 21時) (レス) id: d8f5e0d33c (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - まほままさん» まだ読んでいただけたなんて!嬉しいです…本当にありがとうございます! (2020年10月3日 23時) (レス) id: b136585c56 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - りんごさん、更新ありがとうございます!ここは更新されるたびに楽しみに読ませて頂いています!この先…ミヤは裕太を守って欲しいですね。更新のんびりゆっくりお待ちしていますね。 (2020年9月11日 4時) (レス) id: 5fd2e2f33b (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - まほままさん» 返信してなくてごめんなさい、ありがとうございます! (2019年7月26日 18時) (レス) id: f95f9b47d8 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - りんごさんこんばんは。ちゃんと読んでいますよ!お待ちしてましたから。大丈夫です、私ものんびりしてますから〜。やっとみっくんから解放された玉ちゃん…みやっちとうまくいくといいんですが…。まったりとお待ちしてます。 (2019年1月17日 21時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんご | 作成日時:2017年4月22日 18時

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